アメリカ映画界が不振になると、キリストが登場する
映画を作るそうです。すると何とか不振から脱出できる
という噂があります。
この映画はそういう意味で作られた映画ではないよう
です。原作はルー・ウオーレスという作家にようる同名
小説です。この小説は、1880年11月に出版され大ベス
トセラーになったといいます。その人気は「風と共に去
りぬ」が1936年6月に出版されるまで維持されたそうで
す。
はなしはローマ帝国支配時代のユダヤ人貴族ベン・ハ
ーの波乱に満ちた半生を描いたものです。ベンは幼馴染
みのローマ帝国から来たメッサーラと旧交を復活させた。
しかし、ふとしたきっかけで提督暗殺の嫌疑を受け、メ
ッサーラに身柄を拘束され罪人としてローマへ移送され
ることになり途中で体調を崩した。そのときとなりにい
た男に水をもらって飲んだところ身体に力が沸き上がっ
てきた。この男こそイエス・キリストだった。その後ベ
ンは、ガレー船の漕ぎ手にされ先頭の駆り出された。戦
闘中に司令官を偶然救助したことからその養子になった。
その後の話がこの映画の重要部分ですが、私の文章力で
は書きあらわせないので映画を見ていただきたいと思い
ます。
最後はベンの母親と妹が業病に罹っていたのをキリス
トの奇跡で治癒するというところで終わります。
この映画は、たくさんのアカデミー賞を取ったことで
も有名になりました。中でも戦車競走場面の迫力は絶対
的な面白さをみせます。このような映画を見るのもスト
レス解消のために有効ですね。
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