銀城歌劇団楽屋日記

今年開設15周年♪ライブレポ、コラム、イラスト、四コママンガ~あらゆる表現でBUCK-TICKを応援します♪♪♪

B-Tフィギュア造形について色々

2010年01月29日 21時47分11秒 | BUCK-TICK
書店にてBUCK-TICKのDIQレポが載ったARENA37℃SPECIALの表紙が関ジャニ∞だったのを見たときの衝撃は、大昔明星を買ったらB-Tのポスターが付いて来たのと同じくらいの大きさでした。

いや~、以前ブログにて「B-Tとジャニーズ両方好きな人って結構多いんですね」なんて書いたけど、ジャニーズが表紙の本にB-Tの名前が載っているのを見たかけもの人達の気持ちって一体どんなんなのでしょうね?

ARENA37℃SPECIALはアリオラジャパン移籍後によく載る様になったけど、読んで見た限りでは今回はバンドよりもエンタメ系の人達中心だからなんかB-Tのページだけ浮いていたと思いましたね。

はたして、∞目当てにARENA買った子はB-Tのページも見るのだろうか・・・・?

ソレはイイとして、今日は先週から公式HPにUPされたアノB-Tフィギュアの実物写真を見た感想を5人まとめてドーンと書きます!

○今井寿

半眼かつお団子頭でギターを構えたその姿は、まるで江ノ島の弁天象みたいだ(笑)

今井さんというよりはロックなお釈迦様っぽい。御利益ありそう!?

みの虫スカートにお団子の組み合わせはあまり印象にありません・・・・ね(大抵この衣装にはロン毛&シルクハットが多かった)。

○ヤガミ・トール

5人の中では一番完成度が高い気がする。

アニィは常にインタビューの中で公私のキャラを使い分けているのを公言している分、今回のフィギュアに関しても「ヤガミ・トールは戸籍には存在しないのだから思いっきりマンガチックにやっちゃてください!」とデザイナーに注文したのがフィギュアの出来の良さに繋がったのではないか・・・・?多分。

○星野英彦

ヒデと言えばツリ目だが、このフィギュアだと目と眉毛の間が離れすぎていて、まるで金子國義(宇野亜喜良と並ぶ耽美イラストの巨匠!)の描くデフォルメの効いた絵画の人物みたいだ。

おまけに手も身体に対して大きいからNHK教育でやっていた「新・三銃士」の人形みたい(ちなみに人形デザインの井上文太は前出の金子氏の弟子)。

あと髪の毛のもっさりさ加減がプラスチック成型でさらに固く重い印象に・・・・

5人の中では一番前衛的な造形になってしまった気がする。

○樋口豊

ファンが彼に持っている「可愛い」のイメージを180度覆す凶悪な目つきが何処のサイトでも不評をかっているゆうたの造形だが、彼はFC会報やWebで可愛いとばかり評価されているからこそ、あえて期待を裏切りアノ様な顔になったのかも。

フィギュアは虚構の存在だからこそ、モデルになった人物の本音をストレートに投影する事が可能なのだろうな。

○櫻井敦司

イメージイラストに比べると、幾分表情が穏やかになった気がするのだが、その表情にはフィギュアになってしまった事に対する戸惑いがひしひしと伝わってくる感じがする。

その戸惑いの元は何かと言うと、

①その完璧な容姿から常にファンの都合のいい妄想の対象にされているのに、今回フィギュアにされる事でその欲望を購入者の手で具現化される事への恐怖(だけどこのフィギュアの出来ではちっとも妄想力は湧かないけど・・・・。服が着脱できないし)、

②本当はキャラ化した自分なんて見たくないのに(実際、敦はライブ後のステージ映像や掲載誌も見ないってインタビューでよく言ってるし)、家族のために渋々フィギュア販売を承諾してしまい、キャラとして立体化した自分と嫌でも向き合わなきゃいけない事に対する諦め感・・・・

の二つからだと思う、多分。

しかし敦もアニィみたく自分を他人目線で面白がれる神経のズブとさを持っていればもっと突き抜けた造形が期待できたのに(!?)、キャラ化した自分を認めたくない小心さから微妙な表情になってしまったのは本当に残念だと思いましたね。
コメント
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