タナカリョーコさんがいるお店に再び来てみた。
「いらっしゃいませ…」
また、歯科医院の受け付けのようなユニフォームのお兄さんが現れた。
「占法は何になさいますか?」
はじめて来た時、いきなり占法で選ぶのは戸惑ったが、今回は霊感希望なので、ありがたい。
お兄さんは、また、お見合い写真みたいなものを開いた。
「◯◯先生は、タロット。◯◯先生は、四柱推命。◯◯先生は、霊感。◯◯先生も霊感。◯◯先生も~」
どちらの先生も、霊感を占法とする方は、何だか近寄りがたい雰囲気を放っている💦
フリルたっぷりのドレスを着てかなり濃いめのメイクの人、わざと薄暗くして顔が見えにくくなっている人、
仮面を着けている人。
そんな中、和服を着たお姉さんがいた。
しかし、この先生、日本人形を抱いている💦
ちょっとコワイけど、
消去法で、この人だな…。
「こちらの先生で。」
「日影先生(仮名)ですね。少しお待ちください」
さっきのファイルには、
タナカリョーコさんもいた。
また、カンニング本をペラペラ捲るのかな?
「こちらへどうぞ」
通された場所は、先日タナカリョーコさんに鑑定してもらった場所より奥まったところで、お香が焚かれ、薄暗い場所だ。