霊感占い師のマリー先生の前には水晶玉が鎮座。
きっと、コレを使うんだ❗
「前世をみてください」
「では、生年月日を」
…?水晶玉で観るワケではないんだね。
確かに、何歳なのか?どの時代に生まれたのか…なんてのも、前世をみるのに、影響があるんでしょうね。
マリー先生は、水晶を見つめた。
これこれ!これだよ!
「ねこ…」
ねこ?…私、ねこだったの?
「ねこを飼う人」
あ、まぁ、そうでしょうね。
「普通のいし」
いし?石?
「いし…?」
「医者」
「…はい」
「…です。」
マリー先生は、顔を上げて、やり終えたような顔をした。
え?終わり?