何かしらの不正、要するに、くじ引きへの細工をしたければ、M子は、ラルくんの家に忍び込むだろう…と、先輩チームは予想した。
両方同じ。
おそらく、また、当たりくじに目視できる程度の記しを付けるなり…。
しかし、確認をすると、記しなどは見当たらない…。
しかも、目視するような仕草も見られなかった。
やはり、勘違いか…、と思ったところ、再度M子は""当たりくじ"を手にした。
偶然にしても、これほど当たりくじをゲットできるんだろうか…。
ただ単に、"くじ運のいい人"だったのかも…と、思わざるをえない…。
そんな面白くミステリーな俳優のたまご達は、無事にレッスンを卒業していった。
ところで、後日談としては、私が引っ越しをする時に、部屋の整理をしていた時、例のくじ引きが見つかった。
思い出に浸りながら、全く面白いチームだった…と、処分しよう…と思ったところ、思いがけないものを目にした。
例のくじ引きの当たりくじ…、他のくじと折り畳み方が逆なんです。
これ、触っただけで、わかるんです。
当時のくじを再現してみました。
わかるでしょうか?
『く』の字に折り目を付けたことで、上と下のくじの角(外側)が一枚か二枚かで触っただけでもわかるんですよね。
ちなみに後ろ側はというと。。。
両方同じ。
なので、結果は、触っただけで一つだけ違いをつけられるので、不正は可能かと思います。
これ、当時は、「記しを付けるんじゃないか」という先入観で見てたので見逃してしまっていました。
結局、M子の再三の不正を否定出来ない…ということと、ラルくんちに忍び込んだ可能性も否定できなくなりました。
まぁ、今は双方とも、そしてY子もそれぞれ幸せなら、過去の思い出のひとつとして、パンドラの箱にしまいたいと思います😃✌️