ハルキ君が本屋に入って、10分。
もちろん、ストーカーパート2の女は、待ち伏せをしていている。
ハルキ君が本屋から出れば、当然追いかけるだろう…。
家がバレるのは時間の問題だと思ってはいても、みすみす見逃がしていいものか…。
運良くその日、ハルキ君は、裏にある本屋の別の出口から出た。
パート2は気付いてない。
…良かった。
マイさんは、パート2の次なる行動を見張った。
見逃してしまったハルキ君を探すこともせずに、帰路についたパート2を確認して、マイさんも帰路についた。
マイさんは、ストーカーと言うよりハルキ君のボディーガードのようだ。