どの程度のストーカーなのかを確認するために、マイさんは、何度か駅に通った。
すると、ほぼ毎日居る。
しかも、ハルキ君のスケジュールを把握できているのかた、ハルキ君の通勤の行き帰りの時間にほぼ確実に待ち伏せていた。
その女は、ハルキ君の姿を見るまで、長ければ数時間、駅で待っていた。
ただ、今のところ、ハルキ君を見かけると、挨拶をして、軽く世間話しをする程度だ。
これ以上、家まで追っていくという様子は無かった。
マイさんは、しばらく様子を見ていた。
そして、一ヶ月ほど経って、いよいよ女に変化が現れた。