久しぶりのハルキ君との、『ご飯』。
マイさんは、舞い上がる気持ちをおさえてお店に向かう。
すると、ハルキ君は友人も連れて来ていた。
…まぁ、そうだよね。むしろ、二人きりにしないハルキ君の配慮だよね。
…という。
…どうして、配慮だと思うのか…、それは、マイさんが、特別な事と勘違いしないための配慮だ。
マイさんは、もちろんわかっている。
「せっかくだから、ここは軽く済ませて、飲もう!」
友人が提案してくれた。
自分からは『飲もう』とは、言わない主義のマイさんにとっての、助け船だ。
少しでも長い時間を過ごせるのが嬉しい。