「あなたね、ストーカーなの!」
ハルキ君の幼馴染みのルカという女性が現れた。
「ストーカー行為、やめてあげて!ハルキが迷惑してるから」
迷惑…?
極力迷惑掛けないようにストーカーをしている。
彼が本当に迷惑だと思っていたら、飲み会にも呼ばないはず。
たぶん、迷惑だと思っているのは、このルカの気持ちだろう。
「ルカとぼくとハルキと、幼稚園からの幼馴染みなんだ。特にルカは、ハルキのおかあさんに気に入られていて、いずれハルキと結婚すると思い込んでるんだ」
「思い込んでるって、何よ!本当のことでしょ?!」
「え?いつ、そんな約束したの?」
「中学生の頃かな?」
「そんな昔じゃ、ハルキは忘れてるよ」
「覚えているよ。何年か前に確認したことあるもの。」
「覚えてるって?」
「うん!」
面倒なキャラクターが現れた。