それから、ハルキ君の喉の腫れが気になって仕方がない。
確かによく見ないとわかりにくい。
彼女なりに、いろいろ調べてみた。
すると、良くない項目だけが目についてしまう。
「この間、一緒に飲んだ友達が、また君と一緒に飲みたいんだそうだけど…どうする?」
本当ならハルキ君以外に興味がないマイさんは、お断りしたいところだが、今回はハルキ君の喉のことが気になって仕方がない。
「ハルキ君が一緒なら…」
と、伝えた。
「ストーカーなら、どんな理由であっても好きな人と一緒に居られればいいや!…って、思うと思うでしょ?私の場合、後々、結果的にハルキ君に迷惑かけるような事はしないんです。たから、ハルキ君の喉の件が無ければ断っていました。」
彼女は良いストーカーの鏡(?)なのかも知れません。