ハルキ君の喉の腫れを心配して、いろいろと画策したマイさん。
彼のお姉さんにまで直談判した。
やれることはやった…。
「友達がまた会いたいらしいんだ」
「例の飲み会?」
「そうそう」
「ハルキ君も来るなら」
また、3人での飲み会だ。
友達には悪いが、とにかく、ハルキ君が来るなら、OKだ。
特におしゃれせずに出かけるように心がけていたけど、久しぶりに念入りにメイクして出掛けた。
いつもの居酒屋に着くと、友人が来ていた。
「ハルキが、都合が悪くなって、今日は来れないんだ」
「…え?…あ、そうなんだ」
残念…。こんな番狂わせなこともある。