いつ燕が家に来なかっただろうか。壁を塗り替えた年には、巣にやってこなかった。
糞の始末をしながらも、つがいが巣に入って雛にかえるまでが楽しみでもあった。
玄関先にある巣は、以前やってきた燕が拵えた完璧な巣で、外に出ようとすると、忙しそうに二羽が飛び交っていた。
「お家にいよう」とでもいっているわけでもないだろうけれど、癒しになってくれる。
ひとりひとりが自覚をもって日々を暮らす、意識的で前向きなひと月になりましょう。
燕が教えてくれているじゃない。
自粛貢献し、誇らかにひとりひとりを褒めてあげたいものです。 こんなふうになるのは何日後でしょう。 ウイルス感染者が一桁になりました、という声と巣の新たな雛の誕生・成長が楽しみだ。
5月4日に書いたこの日記、20日余り後の25日に自粛解除が伝えられた。燕の雛孵りと自粛解除の進行比べを期待していた。
令和初の到来だったが、巣からお布団を落としたり、挙句の果ては、20日ごろになんと燕の卵がふたつばかり巣の下に置いたトイレにちんまりとくっついて並んでいた。
それで親燕はといえば、4,5日前から見かけておらず、ただ糞受けには確かに巣で暮らしていたのが想像できる。 寝相が悪くて落としたのか、それともまだ子育てする時期でもない幼い?あるいは進歩的なつがいだったのだろうか。
雛もかえらず、人間社会の自粛解除の方が軍配あり、というわけです。 さらなる余波を気遣いながら新たな暮らし方を模索しましょうか。
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