昨日は敷き布団の綿が多いに嬉しかったのか、今までになく膨らんで軽くなり、夜は暖かかった。一枚だけ干しただけで十分満足できる。
それまでは、干したとしても昨日ほどではなかった。寒くなるとお布団干し日和が続き、乾燥機とは違った膨らみ具合になる。
私の敷き布団は母と一緒に作ったもので、とても年期が入っている。当地に住むようになってから実家から持ってきて何度か洗いには出しただろう。
母は家中の布団を手作りし、かいまき布団も作ったかもしれない。手伝いは私か友達で、和室に広げて夜具布に綿を何層にも敷いていき、四隅を閉じて中から外に返すと真新しい布団のできあがりだ。出来立てに大の字になって体を預けるのは大至福とも言え、「まだ綿が落ち着かないから」とは、母が私にかけた言葉だっただろう。その布団の一番初めの使用者が誰になったかは、覚えていない。
ベッドを使うようになって、邪魔にならないように布団を敷くと、あまり頻繁には布団を干さないだろう。ベッド派にはお日様に当ててよみがえった綿布団の膨らみがどんなに幸せか感じ取れるだろうか。

などと要らぬおせっかい わたしだけ