コシツエでは、他の街でも見かけたように台湾や中国からお嬢さんが両親を引き連れた旅のカップルに何組かであった。
「どうやら博物館は休みですね」の会話になったり、旅のルートを交わしたりと、気軽な挨拶も、アジア人同士でほっとするで出会いのひとときでもある。
長期滞在には東欧も選択の一つにあげられるように、物価は安いと感じた。スーパーにはイタリアの食材も日本よりかなり安価だった。そのような理由だろうか、難民と思われるような人もいるだろう。ロマと呼ばれるだろうか、学校に行かない女の子や男の子が駅で物乞い模様で観光客を見極める。
コシツエに向かう電車の中、体格のよいお母さんの隣には、将来そのようになりそうな女の子が座っていて、車窓からの景色に興奮していた。それが言葉でしめすのではなくて、はしゃぐようだったので、初めて出かけるのだろうか・・・が、ふたりも明らかに現地の民族とは違った体躯だった。車内を列になって進んできた小学生たちを見るなり、興奮して身を乗り出していた。言葉に問題があるのだろうか、と思ったほどだった。
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古い街並みを気ままに歩き、ブダペストに向かう時刻に合わせて噴水のある公園のベンチでひと時を過ごしていた。
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音楽が流れ、スロヴァキアの乾燥した空気は気持ちよい。動き回わらず、噴水に集って写真を写す人たちを見ていた。
熟年で、着飾った婦人を写す夫。グループでやってきた婦人たち・女学生のグループ。噴水に遊ぶ子供たち。
記念写真にこぞって足取りが喜びを放っている。中国女性ほどでもないけれど、ポーズも仕草もまさに幸せな瞬間を切り取ろうとしていた。
近くのベンチには新聞を読んでいるシルバーヘアーの高齢者や、一人旅とも思われるような男性が座ったり、婦人が入れ替わったりしていた。
少々疲労も見えた旅中に、ゆったりとベンチで眺め、どうってこともない時間で、人の幸せ光景を感じ取っていた。
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