残り物整理でキッチンを片付けながら
キャロブの瓶を取り出した。これは、イナゴマメとでもいうのか、乾燥したサヤはココアの風味があり、噛んで食べるのも噛み応えがあって楽しい。
イナゴマメだなんて、聖書に書かれているのを知った時、想像してもぎょっとするほどだったけれど、これも古くからの翻訳事情なのだろうと今にして思う。イナゴは佃煮にもされて、それ以外の昆虫が今日では食品として多いに注目され、様々な利点もあるようです。
博物館で試食。小魚のポリポリ揚げみたいなものです。(グルメ好きにはソースと形体を変えれば、何ら問題はないように感じます。)
さて、キャロブの粉はビーガンチョコとして代用されることもあり、暇にまかせて家にある食材を気ままに混ぜ合わせて焼いてみた。
因みにキャロブは単位 カラットの語源になっているそうです。
キャロブの粉 摺りごま クコの実・干しブドウ 黒砂糖
全て適当で、水気に応じて物を足してドウの状態にしてから一スプーンずつをテンパンに置き、フォークで平たく成形。
クコの実は甘酸っぱくいい感じの味にしあがった。 黒砂糖はほんのわずか。油分がないので、口の中はクッキーと違って、食べた後でも心地よい。
心地よいといえば、店内でアロマのミストがマスクにも付着したのか、その日しばらくは幸せな心地で、夏マスクには、清涼感にうってつけだろうと、思った。
お惚け動画に、不織布のマスクの口部分に切り込みが入ったのを思い出し、それも食事中にはありではないだろうか、と、まだまだコロナ話題に包まれている。 ついでに唇でも色よく描いてはいかがだろうか・・・?