遊asobu☆による保育士向上委員会

子育て中の方や、これからの保育士の方々のためになる、発達や保育ブログ、他バドミントン練習日記など。

少年法対象年齢引き下げは保育者としては賛成できない

2017年02月09日 | 保育士の向上

以前にも書いたけどね

 

少年法が18歳未満に引き下げられそうな雰囲気、、

 

これは保育者としては認められない

 

保育者や教育者は

 

まず子どもの可能性を信じる必要があってね

 

今、問題があってもそれは

 

成長の過程であるって視点が必要で、

 

あと凶悪犯罪を犯した子どもについては、

 

保育や子育て、児童福祉や教育に問題はなかったのかって、

 

子どもを悪者にせずに、

 

そっちに原因を求めなくちゃいけないって思うんだよね

 

(もちろん、被害者家族の支援は必要で、

 

もしかしたらそれはずっと続けるものなのかもしれないって思うくらいだけど、、)

 

そうしないと、児童福祉や教育がいつも完璧に出来ているって

 

大人の過信に繋がる、、

 

人間である以上は問題があったら常に改善をして、

 

前に進まなきゃいけないって、

 

そうしないと

 

また同じ問題が繰り返される、、

 

今までもずっとだけど、

 

少年の凶悪犯罪があっても、

 

その生育歴とか教育がどうだったか、

 

社会全体で振り返ったりする機会がなくて

 

社会に共通理解とならないってことがあり続けてて、

 

それは子どもが悪いんじゃなくて、

 

大人の改善していく意識の問題じゃないかなって、

 

子どもの成長の可能性を信じるってことと同時にね

 

保育や教育の可能性も信じて、

 

改善して前に進めたら、

 

凶悪な少年犯罪はなくせるんだって意識でやらないと、

 

子どもは悪い子が必ず一定はいるので、

 

厳罰にしないといけないって考えたら、

 

児童福祉や教育に問題がないってことになりで、

 

そんなはずはないって思うし、

 

完璧は不可能でもそれを目指すんだって共通理解だけが、

 

子どもを守れるんじゃないかなって、、

 

少年が少年法があって、罪が軽くなるのを知っているって指摘も、

 

そんなマインドにならないように養育するのが大人の仕事であってね

 

ほとんどがそう考えられるんだろうけど、みんながそう思えるようにするのが、

 

保育者や教育者の仕事かなって、

 

あと実際の刑罰の問題も、

 

更生や矯正に方に視点を向ける必要があって、

 

それが引き続き必要って判断なら続けられるような、

 

不定期刑を導入する方が、

 

より大人によってモンスターにされた子どもを

 

更生する機会を作ることになるんじゃないかなって、

 

それを社会全体にフィードバックして、

 

そんな子どもをなくせるように、

 

前に進められるようにするのが理想なんじゃないかなって思うんです

 

関連記事

黒子のバスケ事件 被告人陳述から子育てを変えていこう!

放課後等デイサービスの未来


理解されにくい困り感のある子ども支援2

2017年02月08日 | 保育士の向上

なかなか理解しにくい子ども理解についてさらに、、


行事や設定遊びなんかでね


今からやりまーす!っていうととりあえず、、


やりたくないー、嫌だ、そんなの面白くないーって言って、


まず拒否を示すって子どもが居る


それはなぜか、


いった通りの場合もなくはないけれど、


それはこちらの伝え方や盛り上げ方で何とかなる場合もあるけれども、、


もっと根本的な問題であることがあって、、


初めてすること、知らないこと、結果どうなるかわからず見通しが立たなくて、


不安や緊張が高まっているってことがある


そんな子どもは、


大声を出したり、多動になったり、暴言をはいたり、


その場から離れようとしたり、、


嫌というよりも不安なんですよね


丁寧に今日することを事前に示すとか、


図や絵、文字で予定を個別につたえると、


落ち着いて参加できることもある

 

それをただふざけている、きちんとできない、わがままだとしてしまうと、、


困っていることに気づけずに、


必要な支援を受けられないまま、また間違った支援になってしまうことにもなるので、

 

注意が必要かなと思います


関連記事

理解されにくい困り感のある子ども支援


放課後等デイサービス40のあるある

 


保育者として子どもにご飯を食べさせるってこと

2017年02月05日 | 保育士の向上

子どもにご飯を食べさせることについて考えてみようかなって、、

 

まず、お弁当や給食を保育者としては全部、残さずにキレイに食べてほしいよね

 

せっかくママや給食の栄養士さんが子どものためにアレコレ悩んで作ったんだからってね

 

でもでも、まだまだそんなこととは露知らず笑

 

いらない~、おしまいー!それでさあ、昨日ね、とか食べてくれない笑

 

お腹がすいてないってこともあるし、

 

特に好きな食べ物じゃないってこともあるし、

 

そもそも食べることに関心がないってこともあってね

 

時間内に全部キレイに食べるってことを目的にすると、

 

保育者としてはかなり厳しく子どもに無理強いをすることになる

 

でもまだまだ食べる経験も浅くてね

 

食材が異質なものに見えたり、

 

味覚が過敏すぎて、苦く感じたりするってこともあるから、

 

まずは食事は楽しいもの、嬉しい場面にするってことを目標にするのがいいのかなって、、

 

あと楽しい食事場面のある紙芝居なんかで導入をするのもいいかも♪

 

食を広げて、好き嫌いなく、食に関心を持って完食するのは少しずつでまだ先でいいんじゃないかな?

 

私が子どもの頃は、

 

掃除の時間もまだ椅子に座って食べてる子がいたけども、

 

それはもう食べるってことを嫌いになるだけでね

 

また、学校から帰ってきた子どもで、

 

まだ口をもぐもぐしてる子がいたんだけど、

 

それはもうヤバいレベルだったので学校にお話しをさせていただきましたが、

 

偏食のある子でね、味覚も過敏さがあって、

 

普段でも特定の食材がなかなか進まなかった、、

 

それを学校の先生はそれではダメだ、全部しっかり食べなきゃ!ってなったんだろうけども、、

 

ただ、食事に支援の必要な子どもの中には、

 

ゆっくりさんがいてね、自分のペースだけでは日が暮れてしまう、、子もいて、

 

一口サイズにして口に入れてあげたり、手に持たせてあげたりで、

 

進むこともある

 

それは普段の家庭なんかの食事の様子を聞いたりして、

 

1人1人に合わせた支援をするってことなんですよね

 

なので、保育所で一斉に食事をする場合も、

 

その子の食事の様子、栄養状態なんかを考えて、

 

定時で時間内に食べられない時はおしまいにすることもアリかなって、

 

そして食べられた時には思い切り褒めてあげたり、

 

食事場面は楽しい雰囲気をみんなで作るってことの方が、

 

将来的にも健康や発達のためにも大切なことかなって思います

 

関連記事

食育の本当の意味って?

保育での節分行事を考えてみる


保育での節分行事を考えてみる

2017年02月04日 | 保育士の向上

節分の豆まきを考えてみようかなって、、

 

その鬼を誰がするのかって問題がまずあるよね笑

 

男の先生がやったり、所長がやったり、

 

リアルさを追求して、外部にお願いしたり、保護者のお父さんにお願いしたりもあるかな?

 

あの秋田のなまはげのように、、

 

鬼は大概まだ幼い子どもにとっては怖いもので、、

 

その怖さのレベルが問題なんだよね

 

中にはトラウマってはっきり言えるくらいの体験になってしまうことがある、、

 

それはそんなことも体験しておいた方がいいよねってくらいでは、

 

済まされない!んだよね

 

 

ちょっとしたことで思い出されたり、不安になるとイメージされてしまったり、、

 

先生にきつく叱られて、それをいつまでも引きずって、

 

自分を出せなくしてしまう子どももいるし、

 

極端な話、保育所に通えなくなってしまうこともある

 

そのような特徴のある子どもはできるだけ早く発見して、

 

配慮をした方がいいのでね

 

将来の学校や家庭での生活や成長発達に関わってくるくらいの、

 

重大なことなんだよね

 

保育には季節感もねらいに入れることも多いし、

 

それはとても大切なことなんだけども、、

 

あくまでも子どもの利益を優先することで、、

 

まだまだ精神的に未熟さがあるのでね

 

ほとんどの子どもが楽しめるからと言って、

 

一部の子どもが犠牲になるのならそれはそれで、

 

配慮した内容にするってことも必要で、、

 

あまり保育者が楽しませようと、やりすぎて

 

極端に怖がらせるみたいなことは避けた方がいいです

 

関連記事

繋がりやすい時代から繋がらないといけない時代の友達関係って、、

養育環境に恵まれなかった子ども支援の問題点って、、

 

 

 

 

 

 

 


繋がりやすい時代から繋がらないといけない時代の友達関係って、、

2017年02月03日 | 保育士の向上

今の若い子の付き合い方から

 

保育に必要なことを考えてみようかって、、

 

年頃になるとみんなスマホを持ってるってことがあって、

 

それが友達関係に重要な影響を与えてるって思って、

 

スマホのある友達付き合いってどんな感じなんだろうって、、

 

まず繋がりやすいっていうのがある

 

学校の友人だと普通の近しい関係だけど、

 

その周辺とそのまた周辺のみんなが繋がってるってことがあって、

 

繋がることが当たり前で大前提になってる、、

 

そこには繋がりたくないので繋がらないって選択肢はない、、

 

それだけでもかなりのストレスだなあって、、

 

関係性の親密度は関係がなく、広く浅く繋がってて、

 

街を歩いててもあー、あいつ見たよ!ってすぐになるらしく、

 

ちょっとでも友達、異性関係で何かあると、

 

全員に拡散される!

 

おちおち冗談も言えなさそう、、、

 

互いが互いを監視してるみたいでね

 

窮屈じゃないのかなって、、

 

会話聞いてても、距離感を凄く意識してる気がしていて、

 

~だよね、とか~じゃない?みたいな、

 

断定をさけるというか、同調を求めるような会話で、

 

否定は原則しないみたいなね

 

少しでも自分を出すと、異質な者となって、

 

弾かれるみたいなところがあるんじゃないかなって、、

 

それくらい、みんな傷つきやすくて、

 

それも互いにわかっててね

 

また、情報だけはすぐに入ってきて、

 

経験が伴っていないけど頭でっかちになってる

 

リスクは背負わないというか、冒険はしにくい状況なのかな?

 

やる前に調べてできなさそうって判断をするってところもあるだろうなって、、

 

でも、情報は溢れてるから、

 

世の中の裏とか闇っていうか、

 

本当の悪は何かってことも、

 

わかってそうなんだよね

 

以前だと、限られた新聞とテレビだけの情報で、

 

それは報道側が世の中を動かすことが簡単にできた時代でもあり、

 

それが政治と結びついていたり、特定企業と結びついていたりで、

 

いいところでも悪いところでもあったんだろうけども、

 

今はそれ自体も若い子の中ではすでに消化済みだったり、、

 

そう考えると、将来若者に期待できるところでもあるなって、

 

そんな時代に保育からどういう支援が必要とされるのかなって、、

 

相手と合わせるだけじゃなく、異質な者も認められるってことが、

 

必要なんじゃないかなって、、

 

まあ、それはいつの時代でも必要なことで、

 

個人の人権みたいなことは軽く考えられてただけなのかもしれないけど、

 

全ての人が自分らしく、自分の人生を生きられるようにするには、

 

相手を尊重する、違う考えの人も認めるってことじゃないかなって、、、

 

正直、今の若い子って大変だなあって、、

 

関連記事

子どもにとって今のPTAって組織はどう見えるのか?

 

~らしくや自分からヘルプを出せないことの辛さ