
ある日(ひ)と池袋を歩いていたら、面白い落書きを見つけました。
正確には落書きではないのだけど、扉にお店の名前の由来が書いてあります。
そこは馬車にのったモッツァレラというイタリアンレストラン。
お昼だったので営業はしていなかったのですが、気になって名前の由来である
自転車泥棒を早速DVDを借りて見ました。
職に就くためやっと手に入れた自転車を盗まれてしまったお父さんが息子と自転車探しに出かけます。
途方に暮れて、腹が減っては戦ができぬと分不相応な高級レストランに入り
息子は無邪気にモッツァレラカロッツァ”馬車にのったモッツァレラ”
(パンにモッツァレラチーズを挟んで揚げたもの)を食べるのです。
お店には息子は自慢げに食べていると書いてありますが。
そのあとお父さんはあるあやまちを犯してしまい・・・
ふと目についたレストランの扉の文字からぐっと胸をつかまれる映画に出会いました。
今度モッツァレラカロッツァを食べに行こう、っと。
(ひ)「自転車泥棒」の結末がなんとも・・・
ある意味敗戦国の敗戦直後は、国民みんなが「無」からの横並び再スタート。
映画の結末は一見ナンの問題解決にもなっていないのですが、
主人公家族だけが特別不幸をしょっている訳でもないという深~い社会背景が・・・