前回、母親の一次出血がうまく止められたところまでお話ししました。
今回はその後のリスクについてです。
そもそも “くも膜下出血” では、一次出血によって、
およそ半分の方の未来が奪われてしまっているようです。
母親の場合、血管のコブが小さかったのが幸いしたのかどうか、
(そこんところ、医学的な説明は伺うことできませんでした)
理由は全く判りませんが、幸いなことにうまく出血を止めることができました。
術後はみるみる回復して、翌日には、
「歯医者の予約をキャンセルしなきゃ」とか「賀状の準備が途中で・・・」
といった会話もできたほど!
でも、実は・・・ 医師からは3つのリスク説明を受けていました。
1)脳梗塞
2)髄膜炎
3)水痘症
くも膜下出血は脳のトラブルですから、私は後遺症を心配していました。
ところが “くも膜下出血” では脳のマヒはないのです、初めて知りました。
まず一次出血を止められても、新たな出血をしてしまう方も多いとか。
術後1~2日間は再出血の危険性。
そしてそれを乗り切ったとして、今度は “脳梗塞” の恐れ。
血管が攣縮(レンシュク:出血や治療の刺激によりいったん血管が収縮)
をおこすことによって “脳梗塞” になっちゃう。これはマヒが残る可能性が高い!
術後2週間が危険ゾーン、ただただ祈ることしかできない、永い永い2週間でした。
結果的には “脳梗塞” もおこさずすんだのですが、
術後いったんハッキリしていた意識が、1週間後から急激に遠のいていきました。
脳内の髄液代謝がうまくいかず、溜まりだし、脳圧が高くなりすぎたのです。
水痘症です。この間、頭には直接チューブが埋め込まれていて、
髄液を流し出していたのですが、それでも追いつかないのです。
チューブを外すともっと脳圧は高くなってしまうし、付けっぱなしにしておくと
頭には穴が空いたままなので感染症になってしまう、微妙な駆け引きですな。
結局、残念ながら、髄膜炎感染してしまいました・・・
今回はその後のリスクについてです。
そもそも “くも膜下出血” では、一次出血によって、
およそ半分の方の未来が奪われてしまっているようです。
母親の場合、血管のコブが小さかったのが幸いしたのかどうか、
(そこんところ、医学的な説明は伺うことできませんでした)
理由は全く判りませんが、幸いなことにうまく出血を止めることができました。
術後はみるみる回復して、翌日には、
「歯医者の予約をキャンセルしなきゃ」とか「賀状の準備が途中で・・・」
といった会話もできたほど!
でも、実は・・・ 医師からは3つのリスク説明を受けていました。
1)脳梗塞
2)髄膜炎
3)水痘症
くも膜下出血は脳のトラブルですから、私は後遺症を心配していました。
ところが “くも膜下出血” では脳のマヒはないのです、初めて知りました。
まず一次出血を止められても、新たな出血をしてしまう方も多いとか。
術後1~2日間は再出血の危険性。
そしてそれを乗り切ったとして、今度は “脳梗塞” の恐れ。
血管が攣縮(レンシュク:出血や治療の刺激によりいったん血管が収縮)
をおこすことによって “脳梗塞” になっちゃう。これはマヒが残る可能性が高い!
術後2週間が危険ゾーン、ただただ祈ることしかできない、永い永い2週間でした。
結果的には “脳梗塞” もおこさずすんだのですが、
術後いったんハッキリしていた意識が、1週間後から急激に遠のいていきました。
脳内の髄液代謝がうまくいかず、溜まりだし、脳圧が高くなりすぎたのです。
水痘症です。この間、頭には直接チューブが埋め込まれていて、
髄液を流し出していたのですが、それでも追いつかないのです。
チューブを外すともっと脳圧は高くなってしまうし、付けっぱなしにしておくと
頭には穴が空いたままなので感染症になってしまう、微妙な駆け引きですな。
結局、残念ながら、髄膜炎感染してしまいました・・・