カノウヤ撤退作戦により、展示ケースから出して天板上に仮展示していた8輌の戦車プラモ群です。後列の軽戦車4輌は私が寄託していた分で、前列の4輌は北海道のNさんが寄託していた名寄746小隊です。
見学者に最も人気があったのがこのピヤシリ学園チームのⅢ号戦車だったそうです。コミック「リボンの武者」にピヤシリ学園は登場しますが、保有戦車までは描かれていなかったため、「こんな戦車あったっけ?」等の問いかけで始まり、展示してある設定資料を見て寄託者発のオリジナルであることを知り、「なるほどー」と納得するというような、そんな関心の持たれ方が多かったそうです。
いずれにしても、見学に来られた方はみなガルパンファンに決まってますから、「リボンの武者」もよく知っているわけです。このⅢ号戦車とあわせて、ムカデさんチーム連合の5輌が注目されていたのは自然な成り行きでした。
個人的にはこのⅢ号戦車が好きですので、今回はその魅力的な勇姿を色んな角度から紹介しましょう。斜め真上から。
右斜め後ろから。
左斜め後ろから。Ⅲ号戦車は左フェンダー上に車外装備品をギッシリ並べている感じですので、このアングルはそれらしさを感じさせます。
側面観もカッコイイです。
名寄746小隊が撤退した後の展示ケースの状況です。並べてあった九七式中戦車2輌が居なくなって、後にはなにか空しさをただよわせる空間がポッカリと広がっています。残余のフィギュア群や知波単フラッグも寂しげな雰囲気に包まれています。
今後、ここに再び戦車プラモが並ぶ機会は、もう無いのかもしれません。 (続く)