西掛川駅から掛川駅に戻りました。時刻は15時38分でした。改札を出てから乗ってきた列車を振り返り撮影しました。
天浜線掛川駅の改札窓口と切符の販売機です。この改札は横でJR掛川駅の1番ホームとも繋がっているので、朝夕は通勤通学の方々で混雑します。
さて、今回のお目当ての一つであった天浜線のゆるキャン△記念入場券セット(上図上)、1日フリーきっぷ2種(上図下)を窓口で購入しました。前者は880円で天浜線のオンラインショップでも購入可でしたが、そのために3000枚が2月中に売切れてしまい、第2弾の発行が予定されているそうです。
そして後者は1種1750円、2種買うと3500円で、それぞれ1000枚ずつが準備されて天浜線の有人駅の窓口で販売されましたが、これまた2月中に売切れてしまい、第2弾の発行が予定されているそうです。
さすがはゆるキャン△人気、といいたいところですが、この種の切符はまず鉄道ファンが欲しがるのだそうで、実際に買いに来た人の多くは鉄道ファンらしき方々であった、と聞きました。天浜線は数あるローカル鉄道の中でも鉄道ファンに人気が高いそうなので、ゆるキャン△とのコラボ品もまず鉄道ファンが買い漁る傾向も高いのだそうです。
天浜線掛川駅の外観です。
隣接するJR掛川駅の風格ある木造駅舎建築です。昭和八年(1933)に建設され、昭和十五年(1940)に改築されて以後、第二次大戦の戦禍や多くの風水害にも耐えて残り、平成二十六年に外観を復元する方法で耐震化工事がなされて現在に至っています。
JR掛川駅前のロータリーから東にあるローソンの横を東へ80メートルほど歩くと、今回の巡礼旅行で二泊した宿の「くれたけイン掛川」があります。
掛川には幾つかのビジネスホテルがあり、個人的にはずっと以前からゆるキャン△聖地巡礼の宿の候補地として掛川を考えていました。掛川は仕事でも観光でもよく行った地なので、他のホテルも幾つか利用していますが、個人的に居心地が良かったと思うのがこの「くれたけイン掛川」です。
「くれたけイン掛川」の公式サイトはこちら。
今回は富士山静岡空港と天浜線イベントを見るという目的でここに泊まりましたが、掛川は次に計画している大井川鉄道エリアへの聖地巡礼の宿泊候補地としても有力であります。大井川鉄道エリアへの聖地巡礼に際しては近くの島田や藤枝に泊まるという選択肢もあるにはありますが、今年は夏8月まで天浜線にてゆるキャン△ラッピング車輌が運行されるため、その起点である掛川に泊まるという案も魅力的です。
掛川から金谷まではJRで約15分ぐらいで行けるので、早起きすれば大井川鉄道の始発列車にも十分に間に合います。そうした理由から、4月以降に予定している大井川鉄道エリアへの聖地巡礼に際しても宿を掛川にとって天浜線も楽しもうか、と考えている次第です。
この日の「くれたけイン掛川」の部屋からの眺めです。掛川のシンボル掛川城も望まれます。
デジカメの望遠モードで引き寄せて撮影した、掛川城天守閣の威容です。
夜もライトアップされて白く輝いていました。明日から天浜線を二日間にわたって楽しむので、その予定表を出して丹念にチェックしました。
実は、天浜線のゆるキャン△車輌の時刻表は、土日の分は3密回避のために公式サイトでも非公開となっています。明日は土曜日なので、目指すゆるキャン△車輌の運行時刻は全く不明でした。
ですが、先週にサークルのアニメ部会の鉄道オタクでもあるS君に電話して、前もって天浜線の非公開分時刻表の車輌の時刻の絞り込み方法を教わってきていたので、明日の掛川駅発のゆるキャン△車輌の運行時刻は2候補まで絞り込んでありました。たぶん、7時34分発、7時53分発、のいずれかであろう、と。
なぜそこまで絞れたのかというと、天浜線の全体時刻表が定まっているからです。土日のダイヤも改定があるまではずっと同じです。そしてゆるキャン△車輌以外の他のラッピング車輌の運行時刻表は土日の分も公開されているので、土日の全体時刻表からそれらのラッピング車輌の運行時刻を消してゆけば、大体2、3便ぐらいの運行ダイヤが残ります。そのいずれか1便がゆるキャン△車輌であろう、となるわけです。
ただ、あくまでも絞り込みによる推定でしかないので、当たりか外れかは明日になってみないと分かりません。なので、予想時刻表のメモを何度もチェックしつつ、どうか当たりますように、と祈るしかありませんでした。
以上で「ゆるキャン△」聖地巡礼レポートの富士山静岡空港編を終わります。次回からのレポートは天浜線編として綴ります。 (富士山静岡空港編 完結)