宿の「国民宿舎すずらん荘」へは、朝食のみ一泊のプランで入りました。夕食は、上図の「早太郎温泉こまくさの湯」で湯上り後にいただく予定だったからです。
「早太郎温泉こまくさの湯」は、アニメ第9話にて志摩リンが入浴に立ち寄った場所のモデルです。
アニメでは「こまがねの湯」となっていますが、看板の外見や字体はそのまま忠実に再現されています。駒ヶ根市に所在する温泉施設であることは、こちらのアニメ画面のほうがより分かり易いです。
施設の外観です。実はこの「こまくさの湯」は、「国民宿舎すずらん荘」の姉妹施設で、宿泊者は200円で利用出来ます。それでこの日の宿を「国民宿舎すずらん荘」に決めた次第です。
「こまくさの湯」の公式サイトはこちら。「国民宿舎すずらん荘」公式サイトでの案内ページはこちら。
アニメでもそのままの外観で登場しています。このアングルは横の傾斜駐車場あたりからのものでしょう。
食事処も併設されていて、夜20時まで受け付けていますので、夕食が出来ます。「国民宿舎すずらん荘」の宿泊客の多くがこちらも利用しているそうです。だから素泊まりや朝食のみ付きプランが人気の宿なのか、と納得しました。
左下のメニューは、志摩リンが食べた「ミニソースカツ丼」です。ノリノリでしっかりアピールしています。
志摩リンが立ち寄った温泉施設のモデル地であることは、現地でも周知されていて、入口にはポスターもしっかり貼ってありました。しかし、天気が良くなかったせいか、巡礼ファンらしき方は一人も見かけませんでした。
フロントでの受付時に、若いお姉さんに「「ゆるキャン△」ですか?」と訊ねられました。この日は私が最初の巡礼者であったそうです。「国民宿舎すずらん荘」の利用券を出すと、「お泊りいただき有難うございます」と応じてきました。姉妹施設という触れ込みになっていますが、運営主体は共通で、実質的には「国民宿舎すずらん荘」の別館なのだろうな、と推測しました。
なにしろ、公営施設でなければ確保出来ないような、駒ケ岳中腹の大田切川沿いの一等地を広く占めています。温泉の露天風呂からも、食事処からも大田切川の清流がよく見えます。
食事処は、アニメではこのような状態で登場しています。その後に室内レイアウトが変更されたようで、劇中では奥に見える座敷スペースが、右側に移されていました。
食事処では、食券を買って入ります。既視感バッチリの自販機とメニュー看板です。
アニメでも、このように登場しています。湯上り後の志摩リンにならって、私も一時間余りの入浴の後に、夕食利用で入りました。
座敷スペースのテーブルです。「ゆるキャン△」ファンは、この席につかなければなりません。
志摩リンも座敷スペースを利用したからです。この時は川に面していましたが、現在は位置が変更されています。
当然、ミニソースカツ丼をチョイスしました。620円なり。
これが「こまくさの湯」食事処のミニソースカツ丼です。初めていただくのですが、既視感はバッチリです。
アニメでも、このように登場して志摩リンが美味しそうに食べています。この画像にみえる左上の黄色のものは、カツにかけるレモンなのかと思っていましたが、実際にはタクアンだったようです。
食べ終えて30分ほど休憩し、小田切川のせせらぎを聴きつつまったりと過ごしました。退出の際に上図の光景をみて、ああ、この廊下だったのか、と気付きました。
アニメで各務原なでしこが旅の僧に扮して早太郎とともに歩み去ってゆくシーンが、この位置なのでした。もちろんこれは志摩リンの夢の中の場面です。早太郎は、壁のポスターから抜け出して志摩リンの食事を食べてしまいますね・・・。
こちらの温泉はアルカリ性単純温泉ですが、浸透圧がかなり高いようで、体内の水分が減って喉も渇きました。そこで上図のブルーベリー飲料も買って、ロビーで飲みました。
ロビーのソファです。ここも志摩リンの居た場所です。
アニメでは、このように湯上り直後のホンワカ状態のリンちゃんが座っていました。受付の若いお姉さんの話によれば、若い方はだいたいソファで同じ位置に座るので、一目で巡礼ファンと分かるそうです。食事処でも皆が同じミニソースカツ丼を注文するそうです。
アニメファンというのは、本当に分かり易いですね・・・。 (続く)
GWに松本市に行く機会があり、足を延ばして駒ヶ根市に行ったのですが記事を見て昨日のことのように思い出されます。
その時は光前寺とこまくさの湯に行き早太郎おみくじの購入とミニソースカツ丼を食してきました。
まさにテンプレアニメファンですね。f(^^;
こまくさの湯でリンちゃんが座っていた場所に
施設内自販機の『おーいお茶』を飲みながら座りたかったのですが先客がいて座れなかったのはちょっと心残りでした。
今回の巡礼記も色々なところを紹介いただいたので機会がありましたら行ってみたいと思います。
ゆるキャン関係ないですが若獅子神社は気になりました。
天気に恵まれませんでしたが、非常に有意義かつ価値ある四日間でした。初めてみる景色、行く場所が多かったので、学ぶ事も多々あって思い出も分厚くなりました。
次は、長野県の霧ヶ峰、高ボッチ方面に行ってみたいと思いますが、松本をベースにしてレンタカーで回るという方法があり、マイカーで行くのとどちらが良いだろうかと思案しています。
イーリス様も、ドンドン聖地巡礼を楽しんで下さい。暑さが厳しいので、お体に気を付けて。