ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

「漂砂のうたう」

2011年05月13日 | 書籍関連
************************************** 江戸から明治に変わり10年。御家人の次男坊だった定九郎は、御一新によって全てを失い、根津遊廓の「美仙楼」に流れ着いた。立番(客引)として働くものの、仕事に身を入れず、決まった住処すら持たず、根無し草の様に漂うだけの日々。 或る時、賭場への使いを言い付かった定九郎は、嘗て深川遊廓で共に妓夫台に座っていた吉次と再会す . . . 本文を読む
コメント