この所、原監督に付いてずっと考えている事が在る。彼のリーダーとしての資質はそれなりに評価しているものの、名将に為れる逸材と思い続けていたのは自分の買い被りだったのかもしれないと。彼にはどうしても乗り越えられない”壁”が在り、それが故に名将には為り得ない様な気がして来たのだ。
乗り越えられない壁、それは窮地に陥った際に”蘇生”させる術を持たないという事。選手時代の彼にずっと付き纏っていたイメージは、チャンスに弱い4番打者。一つの型に嵌まった際にはそれなりに結果を出したものの、それ以外の多くは同じ様に打ち取られていたし、そういったウイーク・ポイントは結局彼が引退する迄克服されなかった様に思う。彼自身が、窮地から己を蘇生させる術が無かったと言えはしまいか。
そして、監督になってからの彼にも同じ”弱さ”を感じる。第一次政権時の1年目に、彼は日本一を達成する。これは凄い事だ。でもチーム全体がイケイケドンドンで、全て上手く回転していった面は在った様に思う。それが、2年目にはチームが窮地に陥る。連敗を繰り返すも、彼は結局チームの建て直しを図れなかった。漫然と敗戦を受け容れていたと迄は言わないが、窮地からチームを蘇生させる術が無く、戸惑い続けた内にシーズンが終わったという様に自分には見えた。
2年間のブランクを経て再登板した今季、開幕ダッシュに成功したのも束の間、5月に入って以降チームは大失速する。それから50日経った今、窮地から抜け出せないままでいる現実。確かに間には5連勝も在ったが、根本的にチームを蘇生させる手を打ったとも思えず、厳しい言い方かもしれないが、全てを天命に委ねたままに日々を経て来てしまった様に思う。
現状、ジャイアンツ再建を託すには彼以外に適任者は居ないと信じているし、現役時代に克服出来なかった”弱さ”を、監督として是が非でも克服して貰いたい。
物足りなさを感じるのは、原監督に対してだけでは無い。実際にプレーをしている選手達に最も物足りなさ、否、怒りを覚えている。笛吹けど踊らない選手達だからこそ、チームの今の状況が在るのだ。何よりも怒りを覚えるのは、現状を甘受しているかの様な選手達の雰囲気。これは一ファンとして到底許せない事。
先週「こんな状況だからこそ厳しい処置を!」という記事を書いた。李承選手の2ランが、走者の小関竜也選手の3塁ベース踏み忘れという信じ難いポカミスにより取り消されてしまった事に触れたものだったが、其処では書かなかったのだが試合後に李選手が次の様なコメントを出している。
「結果的にチームが負けたというだけ。ミスをした小関さんは、落ち込まずに早く忘れて欲しい。」
自分自身が最もショックだったろうに、相手を気遣える李選手の優しさには素直に感動した。しかし敢えて言わせて貰えば、李選手には小関選手を激しく非難して欲しかったという気持ちも在る。と言うのも近年のジャイアンツの選手達、いやジャイアンツに限らず他の選手達にもその傾向は見られるが、必要以上に”仲良し集団化”してしまい、何か起こると互いに傷を舐め合う雰囲気が多分に感じられ、その事がプロとしての意識低下、ひいてはプロ野球の魅力を減じさせる一因になっているのではないかと思っているからだ。嘗てのプロ野球選手(「喝!」のおじさん等。)が李選手の立場だったら、「何て事しやがるんだ!1本ホームランが取り消しになった事でタイトルを逃したとしたら、お飯の食い上げじゃねえか!どうしてくれるんだ!!」といった様に小関選手に詰め寄った事だろう。ボコボコにしていた事だって考えられるのではないか。
他者に優しい気持ちを持つ事は大事だ。でもプロの世界では、その優しさが悪い方向に働く事も少なくない。仲間内で互いに傷を舐め合うだけに終わってしまい、チームがより高いレベルに上がるのを阻害する場合も在る。ましてやプロの世界は本来、「食うか食われるか」という厳しさが必要だと思う。
ジャイアンツ・ファンの自分が、最も野球を楽しんでいたのは藤田監督の時代だった。あの頃のジャイアンツは、チーム内に激しいライバル意識が溢れていた。熾烈なポジション争いもそうだが、何と言っても江川卓投手&西本聖投手という両エースのライバル意識は凄まじかった。先日行なわれたトーク・ショーで、当時の話を西本氏は次の様に語っておられる。
「マスコミでは江川と西本は仲が悪いと良く書かれました。個人的には江川さんが嫌いとか、仲が悪いとは思っていなかったです。唯、(江川投手が投げている時には)『打たれろ!負けろ!』と思っていました。でも試合を離れると、キャッチボールの相手は何時も江川さんだったし、御互いの家に遊びに行った事も在ります。心底仲が悪かったら、そんな事は無かったでしょう。そして或る番組で江川さんが、『僕も西本投手が投げている時には打たれろ!、負けろ!と思っていた。』と言われていたのを聞いて嬉しかった。」
一人がレギュラーの座を掴み取れば、誰かが確実に押し出される非情な世界。相手の力量を評価しているからこそ、強烈なライバル意識を燃やし、相手が脱落して行く事を望む。又、「打たれろ!負けろ!」と思われた選手も、「なにくそ、負けて堪るか!」と一層奮起してレベルアップを図る。そういった激しいライバル意識が満ち溢れる中で、結果としてチームが強くなって行くという面は在ると思う。勿論、ライバル意識だけが満ち溢れて、チームとしての纏まりが無くなり、瓦解状態に陥ってしまう危険性もゼロでは無いが、少なくとも仲良し集団化し、同じ様なポカミスを繰り返しているジャイアンツの現状よりはよりプロらしいだろう。
レギュラー選手がこれだけ離脱している今こそ、非レギュラー選手達には強烈なプロ意識&ライバル意識を剥き出しにして闘って貰いたい。その結果の敗戦で在れば、ジャイアンツ・ファンの多くも納得すると思う。
出でよ、第二の西本聖!!
乗り越えられない壁、それは窮地に陥った際に”蘇生”させる術を持たないという事。選手時代の彼にずっと付き纏っていたイメージは、チャンスに弱い4番打者。一つの型に嵌まった際にはそれなりに結果を出したものの、それ以外の多くは同じ様に打ち取られていたし、そういったウイーク・ポイントは結局彼が引退する迄克服されなかった様に思う。彼自身が、窮地から己を蘇生させる術が無かったと言えはしまいか。
そして、監督になってからの彼にも同じ”弱さ”を感じる。第一次政権時の1年目に、彼は日本一を達成する。これは凄い事だ。でもチーム全体がイケイケドンドンで、全て上手く回転していった面は在った様に思う。それが、2年目にはチームが窮地に陥る。連敗を繰り返すも、彼は結局チームの建て直しを図れなかった。漫然と敗戦を受け容れていたと迄は言わないが、窮地からチームを蘇生させる術が無く、戸惑い続けた内にシーズンが終わったという様に自分には見えた。
2年間のブランクを経て再登板した今季、開幕ダッシュに成功したのも束の間、5月に入って以降チームは大失速する。それから50日経った今、窮地から抜け出せないままでいる現実。確かに間には5連勝も在ったが、根本的にチームを蘇生させる手を打ったとも思えず、厳しい言い方かもしれないが、全てを天命に委ねたままに日々を経て来てしまった様に思う。
現状、ジャイアンツ再建を託すには彼以外に適任者は居ないと信じているし、現役時代に克服出来なかった”弱さ”を、監督として是が非でも克服して貰いたい。
物足りなさを感じるのは、原監督に対してだけでは無い。実際にプレーをしている選手達に最も物足りなさ、否、怒りを覚えている。笛吹けど踊らない選手達だからこそ、チームの今の状況が在るのだ。何よりも怒りを覚えるのは、現状を甘受しているかの様な選手達の雰囲気。これは一ファンとして到底許せない事。
先週「こんな状況だからこそ厳しい処置を!」という記事を書いた。李承選手の2ランが、走者の小関竜也選手の3塁ベース踏み忘れという信じ難いポカミスにより取り消されてしまった事に触れたものだったが、其処では書かなかったのだが試合後に李選手が次の様なコメントを出している。
「結果的にチームが負けたというだけ。ミスをした小関さんは、落ち込まずに早く忘れて欲しい。」
自分自身が最もショックだったろうに、相手を気遣える李選手の優しさには素直に感動した。しかし敢えて言わせて貰えば、李選手には小関選手を激しく非難して欲しかったという気持ちも在る。と言うのも近年のジャイアンツの選手達、いやジャイアンツに限らず他の選手達にもその傾向は見られるが、必要以上に”仲良し集団化”してしまい、何か起こると互いに傷を舐め合う雰囲気が多分に感じられ、その事がプロとしての意識低下、ひいてはプロ野球の魅力を減じさせる一因になっているのではないかと思っているからだ。嘗てのプロ野球選手(「喝!」のおじさん等。)が李選手の立場だったら、「何て事しやがるんだ!1本ホームランが取り消しになった事でタイトルを逃したとしたら、お飯の食い上げじゃねえか!どうしてくれるんだ!!」といった様に小関選手に詰め寄った事だろう。ボコボコにしていた事だって考えられるのではないか。
他者に優しい気持ちを持つ事は大事だ。でもプロの世界では、その優しさが悪い方向に働く事も少なくない。仲間内で互いに傷を舐め合うだけに終わってしまい、チームがより高いレベルに上がるのを阻害する場合も在る。ましてやプロの世界は本来、「食うか食われるか」という厳しさが必要だと思う。
ジャイアンツ・ファンの自分が、最も野球を楽しんでいたのは藤田監督の時代だった。あの頃のジャイアンツは、チーム内に激しいライバル意識が溢れていた。熾烈なポジション争いもそうだが、何と言っても江川卓投手&西本聖投手という両エースのライバル意識は凄まじかった。先日行なわれたトーク・ショーで、当時の話を西本氏は次の様に語っておられる。
「マスコミでは江川と西本は仲が悪いと良く書かれました。個人的には江川さんが嫌いとか、仲が悪いとは思っていなかったです。唯、(江川投手が投げている時には)『打たれろ!負けろ!』と思っていました。でも試合を離れると、キャッチボールの相手は何時も江川さんだったし、御互いの家に遊びに行った事も在ります。心底仲が悪かったら、そんな事は無かったでしょう。そして或る番組で江川さんが、『僕も西本投手が投げている時には打たれろ!、負けろ!と思っていた。』と言われていたのを聞いて嬉しかった。」
一人がレギュラーの座を掴み取れば、誰かが確実に押し出される非情な世界。相手の力量を評価しているからこそ、強烈なライバル意識を燃やし、相手が脱落して行く事を望む。又、「打たれろ!負けろ!」と思われた選手も、「なにくそ、負けて堪るか!」と一層奮起してレベルアップを図る。そういった激しいライバル意識が満ち溢れる中で、結果としてチームが強くなって行くという面は在ると思う。勿論、ライバル意識だけが満ち溢れて、チームとしての纏まりが無くなり、瓦解状態に陥ってしまう危険性もゼロでは無いが、少なくとも仲良し集団化し、同じ様なポカミスを繰り返しているジャイアンツの現状よりはよりプロらしいだろう。
レギュラー選手がこれだけ離脱している今こそ、非レギュラー選手達には強烈なプロ意識&ライバル意識を剥き出しにして闘って貰いたい。その結果の敗戦で在れば、ジャイアンツ・ファンの多くも納得すると思う。
出でよ、第二の西本聖!!
窮地に追い込まれた原監督。2度目は、どのような成長振りがあるのか興味を持っていました。
確かに、具体的な要因を探せばいくらでもあるかもしれません。いきなり試練かもしれません。が、本当はこのときこそ、何かしらの光明が見たかった。
今の巨人は、ぬるぬるぽい感じがいたします。
そんな中でこのお話。なんだか、感動してしまいました。そういう意味で、不必要に、怪我をした選手の背番号を、帽子やらなにやらに書き込む「美談」は、前から違和感をもっていました。
プロ意識って、そういうことじゃないですよね。ああ、チーム愛の言葉が........。
藤田巨人然り、その巨人と戦った黄金時代の西武然り・・・・・
私は、それを「タイトな野球」と言うことにしています。
でも、今のジャイアンツは、悲しいほどに「ルーズ」ですね。
西本さんと江川さん、当時、この2人のことを、「順境のヒーロー江川」に対して「逆境のヒーロー西本」と評していたのが、印象に残っています。
プレッシャーのかかった試合では比較的力を発揮できない江川に対して、開幕戦・天王山・日本シリーズなどのここ一番で勝負強い西本。
溢れる才能故か、いつも逃げ道をひとつ用意していたような江川と、退路を断ってストイックに野球に取り組んだ(入団時の評価などからそうせざるを得なかった)西本の違いが、ギリギリの場面では、如実に結果に反映したのではないかと個人的には思っています。
今のどん底状態を脱するには、こういう西本、あるいは川相のようなハングリーなハートをもった選手、昔風に言えば“ど根性”のある選手(笑)が、いてほしいものですね。
原監督については、どちらかというと「順境のヒーロー」の印象がありますが、ONの後継者という大きな期待に応えきれず世間の非難を浴びたり、晩年は起用の面で冷遇されたりと、かなり辛い思いをしているはず。
しかし、逆境に強かったか?といわれれば、決してそうではないでしょう。
ただ、選手より監督として能力を数段高く評価している私としては、必ずや今の苦境を乗り越えてくれるものと思っています。
(その答えは、今季終了時ではなく、もっと長いスパンで求めなければいけないと思いますが、読売フロントが待ってくれるかどうか? そういう意味では、巨人ファンもまた、我慢が必要ですかね・・・・・)
今は、原監督への大きな期待が、私の目を曇らせていないことを祈るのみです。
フロントが本当の意味での危機感を感じるのが遅すぎたのかもしれません。
スンちゃんは本当に頼りになりますよね。寡黙な男ですが、巨人軍の4番としてちょっとやそっとの痛みでは試合を休みません。他の選手も見習ってほしいと思います。巨人は未だに小関のポカに対して抗議しているようですが、紛らわしい踏み方をした小関にも責任はあると思います。抗議している暇があったらケガ人が続出する中で今後、どう戦っていくのかを議論すべきだと思います。それにしても最近の巨人は情けないですね(涙
なのに、ジャイアンツはFA等で鳴り物入り入団した過去実績のある選手が、不調であっても、また頻回な戦線離脱があっても無条件でレギュラーが約束されていた。
頑張らなくてもレギュラーが約束される選手。頑張ってもレギュラーになれない選手。共に闘争本能を除々に失っていった。
そんな状態が1軍2軍余すところなく蔓延していって現在のジャイアンツは半ニート化した選手で形成されている。
そんな状態を感じ取っていた原さんは「実力至上主義」を打ちたて2度目の指揮を取った。
が、正直物足りない状態です。
今だ選手達の眼は死んでいるように見えます。
このように覇気のない選手達が試合をしていることは、ファンにとって辛いですね。
ただ、ジャイアンツの衰退は一瞬に起きたわけではありません。今はまだ原監督を信じて、「窮地」の壁を乗り越えジャイアンツを「蘇生」させてくれることを願いたいと思います。
自ブログにコメント頂いたディロンの件ですが、彼への評価は僕もgiants-55さんとほぼ同じです。おそらく金曜の中日戦から5番サードでスタメン出場するでしょう。そこから真の評価が問われるようになると思います。数試合出て再び戦線を離れるなんてことになったら・・・。
交流戦最後に2試合を見る事が出来ませんでしたが、管理人様の嘆き様を見ていると、ジャイアンツのベンチはまるで干物の干し場と化していたと想像してしまいます。
小久保内野手一人抜けただけでここまで賃貸するものなのかと愕然とする一方、小久保が戻ってくるまでここままでいるつもりなのかと憤然としてます。
タイトルの言葉は、ジャイアンツの原監督、コーチ、選手達に突きつけたい言葉です。
原監督は2年で辞めさせられた屈辱を抱えて今年を迎えたし、去年(ジャイアンツに)在籍していた選手達のみならず、移籍してきた選手の何人かも「悔しい去年」を送っていました。スンヨプ、小坂両内野手は去年アジア一になったチームの中で出番の少ないという悔しさを持っていたし、三塁踏み忘れの小関外野手は怪我と若手の台頭で居場所を失い、就労ビザの関係で新たな働き場所を失ったし、移籍した途端に8連敗の上に致命的な落球をやらかしたキムタク内野手は去年ジャイアンツ以上の屈辱を味わった上に、今年は戦力外扱いを受けていました。
去年の屈辱を今年は晴らしてくれると今年の春先に思っていたら、去年以上の屈辱が待ち構えている場所に流されるがままのこの現状。この現状に居っ放しでいるチームに対して、タイトルの言葉が思い浮かんでくるのです。
でも、選手達は西本投手のように、逆境に強いはずです。アマ時代やこれまでのプロ生活で数々の逆境を乗り越えたからこそ、今でもプロのユニフォームを着ていられるのですから。
例えば、キムタク選手はドラフト外でプロ入りして今年で16年目ですし、スンヨプ内野手も韓国に逃げ帰る事なんてしなかったし、仁志内野手だってルーキー時代に三塁手として甲子園でサヨナラトンネルやらかしながらも、日本有数の二塁手に上り詰める事が出来たのですから。
残り72試合(今日を含めて)もあるのです。これしきの逆境なぞ、現る保障のない救世主や奇跡なんかに頼らずとも、蹴散らしてもらいたいものです。
「屈辱を味わっているのは昨日までで終わりだ。」
という言葉を胸に。
クサイ書き込みですみません。
今にして思うと、開幕から交流戦前(第1ステージ)は「怪我人が出たものの代役が活躍して、首位を快走できた」第1期政権1年目の「天国」を、交流戦期間中(第2ステージ)は「怪我人出まくりの上、致命的なミス連発で黒星を重ねるだけだった」第1期政権2年目の「地獄」を見せられてきた様な気がします。
そうなると、昨日からオールスターまでの「第3ステージ」は、幻となった「第1期政権3年目」を見る事が出来るのではないかと思えます。
現役時代から「天国」と「地獄」の両方を味わってきた原監督が、第3ステージ以降でファンに見せるものは何なのでしょうか?
我々は当然、「天国」を見せて欲しいと思っています。
それにしても、小関外野手の三塁踏み忘れの件でまたも抗議文を送付したそうなのですが、そんなことしなくても残り試合を勝ちまくれば4~7試合も「再試合」できるのだから、とっとと吹っ切って全試合全勝する方向に気持ちを持っていってもらいたいものです。
最後に
冷たく機械的な考えになりますが、今まで味わった屈辱を勝利を手にするための「データ」という形で生かせるのではと思っています。
原監督、コーチ、選手達は昨日まで味わった屈辱を、ただイジケる材料なんかに使わないで、相手チームを倒す「武器」として活用してほしいです。
またも取り留めの無い文章ですみません。
行間からジャイアンツへの熱い思いが溢れ出ていて、とても嬉しいし心強くも在りました。
「今季の開幕から交流戦迄の試合が、原監督第一次政権の縮図の様。」というのは、実は自分も同じ様な思いをしておりました(苦笑)。長嶋元監督(第二次政権)の時、優勝街道を突っ走っていながらも采配ミス(と自分は思っていますが。)から大失速し、結果的にドラゴンズとの最終決戦で雌雄を決する年が在りました。今季のジャイアンツが明日から大反撃に出てくれるので在れば、この年の再現という事で後になって笑って振り返られるのでしょうが、はてさてどうなる事か。
プロ野球選手になった時点で、既に半端では無い競争&プレッシャーに勝ち抜いて来ている訳なんですよね。ましてや、一軍に出場出来る選手(非レギュラー選手で在っても。)なんて並大抵の心身では無い筈。仰る様に、昨年は苦渋の日々を送った選手達も少なくなく、臥薪嘗胆の心持で試合に臨んでいるのだとは思います。
しかし、如何せんそれが見ている側には伝わって来ないんですよ。相手もプロですからそう易々とは勝負に勝たせてはくれません。それは判っているのですが、此処でダブル・プレーを狙ってくるぞというシーンで、毎回同じ様にダブル・プレーを食らったり、アッサリと見逃し三振(何度も書いていますが、空振りの三振なら未だ納得出来るんです。バットを振れば球に当たる事だって無くはないのに、振らなければ何も起こりません。)を喫して妙な苦笑いを浮かべてスタスタとベンチに引き上げるジャイアンツ選手達の姿を毎日の様に見せられていると、正直、本当に同じプロなの?と思ってしまいます。
後、一寸ハニスポ様とは意味合いが違っているのですが、データの活用法がジャイアンツは今一つの様な気がします。マリーンズが強いのには選手の素晴らしさも勿論在りますが、あの思いっきりの良いバッティングは、実戦に即したデータ収集&分析が背景に在るのではないかという気がします。ジャイアンツの場合も、今季からデータ分析に多大な時間&労力を割いている様ですが、選手達が何もかも頭に詰め込もうとして頭デッカチになってしまっているのではないだろうか。マリーンズの選手達は、個々人が多くのデータの中から自分の頭で重要と思われる物をチョイスし、そして試合に臨んでいるのではないだろうか。そんな気がしています。それだけ、マリーンズの選手達の方がプロとして大人という事なのかもしれません。
ジャイアンツ・ファンではないのですが、giants-55さんのご意見には、特に歴史問題や往年の特撮番組についての記事には共感する部分が多かったです。(マックス、最高!)
今回は西本さんの名前につられて、こちらにご挨拶申し上げることにしました。僕らにとっては、地元のヒーローの一人ですし、こちらには「西本登板日限定Gファン」も少なくなかったと思います。
先日も、東京から松山にいらした方をいろいろと観光案内しましたが、最も好評だったのがこちらでした。
http://www.city-matsuyama.net/yakyu/index4.htm
「あの頃のジャイアンツ」が好きだった方には、西本さんのサインボールや使用ユニフォームなどの展示品はたまらないものがあると思います。もし、こちらにいらっしゃる機会がありましたら、ぜひどうぞ。
現時点でみなさまの熱い記事
拝見した次第です!!!
MIXI来れる方はぜひいらしてください。
熱い西本さんの情報可能な限りUPしています。