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「世界の雑記帳:伝説のナチス『黄金列車』、ポーランド地中で発見か」(8月31日、毎日新聞)
ナチス・ドイツが略奪した宝石や武器を積んだ儘、行方不明になったとされる伝説の「黄金列車」に付いて、ポーランド政府高官は28日、「99%以上、其の存在を確信している。」と述べた。
ポーランド人とドイツ人の男性2人が、第2次世界大戦のドイツ降伏直前に姿を消したとされる「黄金列車」を、ポーランドのヴァウブジフで発見したとの情報を受け、ポーランド政府は今月中旬、調査を始めていた。
文化・国家遺産省のピヨトル・ジュコフスキ氏は記者団に対し、地中探知レーダーの画像では、長さが100m以上の列車の様な物が確認出来るとし、「恐らく、軍の装備品や宝石、芸術作品等を積んでいた列車だ。」と指摘。「専門家の確認が必要だが、99%以上、其の存在を確信している。」と語った。
ポーランドでは、「財宝を積んだナチス・ドイツの列車が、1945年にソ連軍が攻め込む直前、ドイツとポーランドの国境近くのトンネルで姿を消した。」との伝説が、数十年来語り継がれて来た。
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ナチス・ドイツの「黄金列車」に関しては、本等で読んだ事が在るけれど、「実際に存在していたら面白いが、『徳川埋蔵金』の様な夢物語なんだろうな。」と思っていただけに、今回のニュースには心浮く物が在る。
“実際には存在しない伝説上の都市”とされていた「イリオス(トロイ)」も、ハインリッヒ・シュリーマン氏によって実在都市で在る事が明らかにされた。又、未確定では在るけれど、「ノアの方舟」と思しき残骸が5年前、トルコのアララト山山頂付近で発見されたという例も在る。「黄金列車」は、実在したのか否か?続報を待ちたい。