ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

“童謡”に隠された話

2024年02月23日 | 其の他

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例えば「シャボン玉飛んだ 屋根飛んだ♪」は誰もが口遊んだ事が在る童謡だが、実は悲しい背景が在る。作詞野口雨情
明治41年、生後8日目の長女を亡くした彼は、十三回忌に「シャボン玉」【動画】のを書いた。1番の『屋根迄飛んで 壊れて消えた♪』、2番の『生まれて直ぐに 壊れて消えた♪』は、子供の命だったのです。此の歌に秘められている思いは命の儚さ、そして尊さなんですね。
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2月8日付けの日刊ゲンダイに、「『歳時記を唄った童謡の謎』シリーズ」を上梓している音楽プロデューサー合田道人氏が、童謡に隠された話に付いて触れている。

上記した「シャボン玉」の話は結構有名で、自分も知っていた。又、他の童謡にも隠された話が結構在り、事実かどうかは不明なれど、かごめかごめ」【動画】の様に“不気味な説”が幾つか在るも。

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・「ちょうちょう ちょうちょう 菜の葉に止まれ♪」。此の歌は言わずと知れた、春の歌「ちょうちょう」【動画】だが、実は2番が在る事を御存知だろうか。「起きよ 起きよ ♪」と続き、更に3番は「蜻蛉 蜻蛉♪」、4番では「 燕♪」。何と、ちょうちょうの歌のが、雀、蜻蛉、燕と変化して行くのだ。『ちょうちょう』は“唱歌”で、子供への教育の役目を担っているんですね。春の蝶々、夏の雀、秋の蜻蛉、冬の燕と、日本四季を教えているんです。

大正12年の関東大震災切っ掛けで広まった歌が在る。「夕焼小焼」【動画】で在る。当時、輸入ピアノ店が購入者だけに「夕焼小焼」の楽譜配布していたが、震災後、小学校教員だった作詞家中村雨紅義理の妹が子供達を勇気付け様と、燃え残った楽譜を元に、「夕焼小焼」を教えたのだった。被災した人々は素朴歌詞に、震災の彼の日を思い浮かべ、胸を衝かれ、自分達のの歌と感じたのです。東日本大震災の時にも、復興支援プロジェクトテーマ・ソングとして『花は咲く』【動画】が広がり、今でも歌われていますよね。

戦争紐付いた童謡も在る。昭和に作られた「ウミ」【動画】の「イッテミタイナ ヨソクニ」は、海軍兵隊になり、船に乗り、敵国を攻めたいという意味が含まれていた。

里の秋」【動画】に在った「大きくなったら兵隊さんだよ 嬉しいな♪」という歌詞は、戦後新たに書き換えられた。

・「雪やこんこん♪」で御馴染みの「ゆき」【動画】の歌は、降り積もった雪景色を思い浮かべるが、実はそうでは無い、と本書(「歳時記を唄った童謡の謎」)。“こんこん”では無く、“来ん来(こんこ)”。詰まり“来い来い”と言っており、何と雪は殆ど降っていないというから衝撃だ。

アルプス一万尺」【動画】の歌詞“アルペン踊り”は、実際にはそんな踊りは存在せず、登山家ザイルで岩場を登際に時折、足を滑らせクルクル回ってしまう譬えたと言う。
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「『歳時記を唄った童謡の謎』シリーズ」、面白そうなので、機会を見付けて読んでみたい。


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