良く参加させて貰っているライヴ配信で、昨日知らされた2つの話を取り上げてみたい。
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① 朝日ソノラマ解散
朝日ソノラマが経営難から、9月末を以って解散する。出版物は親会社の朝日新聞社が引き継ぐそうだが、1959年に創立されてから48年目で朝日ソノラマが消えてしまうという事に言い様の無い寂しさを覚える。今はもう見掛ける事も無くなってしまったが、ビニールで出来たレコード盤「ソノシート」は同社の商標で在り、自分が幼かった頃は広く出回っていた。アニメ番組や特撮番組の主題歌等が吹き込まれたソノシートを付録とした雑誌等が溢れ返っていたのだ。
初めて小遣いで購入した手塚治虫氏の作品「ノーマン」も同社からの出版だったし、「0マン」や「鉄腕アトム」、「火の鳥」もそうだ。これ等の作品は”御宝”として、我が家の押入れに保管している。又、光瀬龍氏を始めとしたジュヴナイルSFも同社からは結構出版されており、学校の図書館で借りて夢中になって読んだもの。時代の趨勢とはいえ、伝統在るこの会社が解散というのは非常に残念だ。
② 意味不明で不気味な手紙
以前「行方不明者の溢れる国」という記事を書いた。最新の情報によると、1年間(2006年)で89,688人もの人間が行方不明となっている我が国。計算すると、1時間に10人強もの人間が行方不明になっている事になる。これはあくまでも家出人捜索願が受理された数字だけをカウントしたものなので、捜索願自体が出されていないケースを考慮するとその実数は倍以上とも言われている。自らの意思で行方を晦ましたケースがその大半だろうが、中には何等かの事件に巻き込まれたケースもそれなりに多いのではなかろうか。
今から16年前、1991年3月15日の14時30分頃、三重県四日市市内の自宅から8歳(当時)の女の子が忽然と姿を消した。彼女の名前は「加茂前ゆき」ちゃんといい、その行方を追うTV番組が過去に何度か放送されているのは記憶していた。しかし行方不明になってから3年後、彼女の自宅に3枚の紙に書かれた手紙が届いていたという事実は、昨日の配信に参加する迄全く知らなかった。以前よりネット上では広く取り上げられていたという事で、御存知の方も少なく無いのかもしれない。
その手紙の内容は意味不明なれど、読んでいて背筋が寒くなる様な不気味さを感じてしまう代物。一体誰が、何の目的で、不安な日々を送っているで在ろう御家族の元に送ったのだろうか?グロな内容は掲載されていないものの、兎に角不気味さを感じてしまう手紙の内容故、実際に見られるかどうかは個々人の判断に委ねるが、此方でその詳細を確認する事が出来る。
行方不明となってから16年が過ぎた今も、御家族がどれ程迄に不安な日々を送られているかと思うと辛いものが在る。「新潟少女監禁事件」の様なケースも在り、ゆきちゃんが何とか無事で居てくれて、一日も早く御家族の元に戻れたら・・・と望んで止まない。
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なんて言われてましたからね。
最近では原因不明の行方不明とくれば北朝鮮の関与を疑わざるおえません。
しかしいかに北朝鮮といえども9万人ちかくも拉致できるはずもなく。
人間の闇は奥深いのですね。
朝日ソノラマの解散は残念ですね。
画像のレオに見入ってしまいました。
こういうソノシートっていいですよね♪
行方不明者・・一時間に10人強ってとんでもない数字ですね。
例の手紙の内容、恐る恐る読んでみました。
なんともいえない不気味さが漂いますね(>_<)
新潟少女監禁事件のように、なんとか無事で居てくれるといいのになあ。
ご家族はこの16年間ずっと心休まる日なんて無いのでしょうね。
ゾディアックの事件で捜査関係者や生き残った被害者しか知りえない犯人に関する詳細な事実のいくつかや犯人の心理までを霊能者が言い当てています。 これだけ多くの行方不明者があるということは事件性がない限り警察もそれほど真剣に捜索しないのか、捜索の手がかりが少ないのか、非科学的ではありましょうが、他に手立てがないのであれば特殊な能力を持つそのような人に頼るということも考えてみてはどうなのかなと思ってしまいました。
そうそう、そのシートはきちんと保管しておかないと、折れ曲がったりしてまともに聞けなくなっちゃうんですよね。「小学○年生」といった雑誌もそうですが、「○年生の学習(科学)」にもソノシートが良く付いていました。「ムシムシ大行進」(http://www012.upp.so-net.ne.jp/superotacky/TV-dangi-19.htm)や「昆虫人間インセクトマン」(http://charliemark2.cocolog-nifty.com/counterattack/2006/06/post_b69a.html)の歌やナレーションが吹き込まれたソノシートが強烈に印象に残っています。
以前にも記しましたが、基本的にミステリアスな事象は好きですし、そういった物を結構肯定している自分です。ですから迷宮入りした事件にそういった物を導入するのも一つの手だとは思いつつ、嘗てテレビ朝日系列で放送されていた「奇跡の扉 TVのチカラ」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%87%E8%B7%A1%E3%81%AE%E6%89%89_TV%E3%81%AE%E3%83%81%E3%82%AB%E3%83%A9)の様に過度にショーアップされてしまい、且つ其処で霊視された事柄が”然も事実で在るかの様に”報じられてしまうと、視聴者(一般人)の意識がミス・リードされてしまう、延いては捜査が余計に混乱しかねない危険性を秘めている様にも懸念します。