今日「4月1日」はエープリル・フールなのだが、嘘を吐く気にもなれないのは、今日から消費税がアップする事でげんなりした気持ちになっているから。
「アベノミクス」(自分の名前が冠された用語を、あんなにも得意気に連呼出来る神経が凄いと思う。相当に自己愛が強くなければ、とても出来ない事。)なる全く中身の無い手法(「政策」とは、到底言えない。)にて、支出がどんどん増える一方、一握りの人達を除いては実入りが増えていないというのに、更に消費税がアップするというのだから、げんなりしない方がおかしい。
少子高齢化が進み続け、福祉費用が増大しているのだから、国家として歳入アップを図らなければならないのは理解出来るし、其の為に消費税アップという事ならば致し方無いとは思う。
でも、「国民に重荷をどんどん背負わせる一方で、国会議員達は『自らの身をも切る。』という“国民との約束”を放り出した。」儘許りか、昔乍らの「ばら蒔き財政」(自らが「無駄。」と判定した支出を、“看板”を書き換えて次々に復活。)を大々的に行い、“国の借金”を更に積み増させているのを考えると、昔から拡大解釈を十八番にして来た自民党だけに、遠からずに消費税を福祉以外の用途に、次々と流用するに違い無い。
彼だけ「無駄な支出をどんどん削り、子孫の為にも、国の借金を少しでも減らさなければいけない。」と言っていた人達が多かったのに、今は無駄なばら蒔き財政に異を唱えるどころか、「アベノミクス」という用語に踊らされている不思議さ。「ええじゃないか」の馬鹿騒ぎと、何か似た気がする。
消費税増税を言い出した際、消費税の使い道は社会福祉に限るようなことを言っていたように思うのですが、思い違いではないですよね?
そこで素朴な疑問ですが、今まで社会福祉関係の予算は一般会計からの支出だったのではないでしょうか。
だとすれば、今回消費税を社会福祉目的税化するということは、一般会計予算の中にあった社会福祉関連予算は浮くので、そっちは使い道自由ということにならないのでしょうか。
なんだかペテンのような気がしているのですが・・・。
「中高年の男性に対する暴行」を「オヤジ狩り」、「未成年者の売春」を「援助交際」等、以前にも書いたのですがマスメディアが面白おかしく表現する事で、「事の悪質さ」が覆い隠されてしまい、其の事でそういった悪質な事柄が社会に蔓延してしまった部分も在る様に感じています。
昨日の真夜中、ニュース番組の中には「消費増税迄、残り何分。」と画面上に表記する等、「御祭り感覚(イヴェント感覚)」で取り上げている様な局も在り、正直呆れ返りました。一般庶民にとって非常に大事な事柄なのに、こういう面白おかしく取り上げていて良いのだろうか?
仰る様に「消費税の用途は、社会福祉関係に限る。」と政治家達は言っていました。でも、過去に「用途は~に限る。」と言っていた物が、彼是と言い訳三昧された挙句、明々白々に「~」とは異なる事に迄“拡大解釈”し捲って来た歴史が在ります。国民は確り注視して行かないといけないでしょうね。
余りにも額が大き過ぎるので、「国の借金」に麻痺してしまっている国民も少なく無いのかもしれませんね。「先送り」が十八番な此の国の政治家や官僚は、「何れだけ借金が増えようとも、自分達が生きている間は無関係なのさ。」とでも思っているのではないか?又は「いざとなったら、徳政令(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B3%E6%94%BF%E4%BB%A4)でも出せば良い。」と思っているのか?
マヌケ様も書かれている様に、政治家や官僚は“意図的に”「日本は他国に比べ、消費税率が低い。」と連呼している。でも、消費税率が高い国は、生活必需品が無税だったり、低税率に抑えてあったりして、日本の様に一律「X%」というので無く、均せば日本の消費税率は決して低いとは言えない。
春の改編期を迎え、TV番組では“衣替え”を図りました。情報番組でもコメンテーターの顔がガラッと変わったりしましたが、気になるのは「安倍政権に対して批判的な言動が少なく無かったコメンテーター。」が、軒並み降板している(させられている?)事。討論番組では、「安倍政権に有利な恣意的な編集」が行われていたという報道も在り、情報統制の嫌な雰囲気を強く感じます。