ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

“コンセプト”を変えたらどうか?

2023年12月23日 | TV番組関連

20年近く前から、「『NHK紅白歌合戦』には“ジャニーズ枠”が存在する。」と噂されて来た。ジャニーズ枠とは、「“紅白”に対しジャニーズ事務所が、所属タレントを“無条件で”出演させられる枠。」を意味し、(11月の記事「“ジャニーズのジャニーズによるジャニーズの為の紅白”が取り敢えず終了」で検証した様に)2015年の「第66回紅白歌合戦(2015年12月31日)」には過去最大の「7組」が、そして昨年の「第73回紅白歌合戦(2022年12月31日)」は「6組」が出演した。

ジャニーズ事務所の“威光”に平伏し、“ジャニタレ”を露出させ続けて来たマス・メディア。だから、紅白に出場するジャニタレの面々に関して、「全く知らない。」という者は殆どなかったけれど、「どういう歌を歌っているのか、全く知らない。」というのは珍しく無かった。

「どういう歌を歌っているのか、全く知らない。」というのはジャニタレに限らず、最近の紅白出場歌手では珍しくなくなった。「其の歌手は知っているけれど、今回の紅白で歌っている歌は全く知らない。」なんていうのは良い方で、「出場している歌手自身を、全く知らない。」というのが、最近では大半だ。

そんな感じなので、昔は割合見ていた紅白も、近年は興味が失せて来ている。「2018年年末のTV番組に付いて」で記した様に、2018年の「第69回NHK紅白歌合戦」は良かったが、以降は「2019年大晦日&2020年元日に見たTV番組」、「年末に見たTV番組(2020年)」、そして「風景が大きく変わっていた」を読んで戴ければ御判りの様に「見ていないに等しい状態。」が続き、昨年に到っては「全く見なかった。」という有り様

半世紀近く隠蔽され続けて来た「ジャニー喜多川による性加害問題」が漸く明るみとなった事で、今年の「第74回NHK紅白歌合戦」は、44年振りに“ジャニタレ不在の紅白”となった。「ジャニタレ不在が、紅白の視聴率にどう影響するか?」に注目が集まるだろう。

「紅白にジャニタレを出演させるな!」とは思わないが、近年の様な“ジャニーズのジャニーズによるジャニーズのの紅白”みたいな異常さはうんざり。だからこそ、「ジャニタレが出演しないから、紅白の視聴率は大幅に落ち込んだのだ。」みたいな結果にはならないで欲しい。

で、今回の紅白、出場歌手は特別企画も含めると、合計で49組。相変わらず「全く知らない歌手」が大半だが、興味深いのは歌う歌に、懐メロが目立つ。という事。飽く迄も“自分の感覚的に”だが、懐メロと感じるのは石川さゆりさんの『津軽海峡・冬景色』【動画】」、「伊藤蘭さんの『キャンディーズ50周年 紅白SPメドレー』【動画】」、「坂本冬美さんの『夜桜お七』【動画】」、「JUJUさんの『時の流れに身をまかせ』【動画】」、「郷ひろみ氏の『2億4千万の瞳ブレイキンSP~』【動画】」、「さだまさし氏の『秋桜』【動画】」、「鈴木雅之氏の『め組のひと』【動画】」、「藤井フミヤ氏の『TRUE LOVE』【動画】」、「クイーン+アダム・ランバートの『ドント・ストップ・ミー・ナウ』【動画】」、「寺尾聰氏の『ルビーの指環』【動画】」、そして「薬師丸ひろ子さんの『セーラー服と機関銃』【動画】」。何とも懐かしく、特に伊藤蘭さん、寺尾聰氏、薬師丸ひろ子さんが楽しみ

一層の事、“紅白のコンセプト”をガラッと変えたらどうか?「最近のヒット曲と懐メロを半々位にし、極論を言えば『紅白歌合戦』というタイトル自体を変えても良い。」と思っている。そうすれば、「特定の“”しか見ない番組」では無くなり、「より幅広い年代が『見ても良いかな。』と思える音楽番組になる。」と思うのだが。


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