ピンで活動している某芸人が以前、グループで活動している某芸人に対し、「ピンで遣っていると当たり前の話だけれど、“全て”を背負わなければいけない。例えば舞台で“次にすべき事”を忘れてしまっても、グループの芸人だと、他のメンバーが状況を察してアシストしてくれたりする。そういうのって『羨ましいなあ。』って思う。」と発言していた。
確かにそういう面は在ろうが、物事には何でもメリットとデメリットが在り、「グループ活動には無い、ピン活動のメリット。」としては“他のメンバーの影響を受けない自由さ”というのが在ると思う。
どんなに気が合うメンバーで在っても、四六時中顔を合わせていればストレスが溜まる。況してや気が合わないメンバーが存在すれば、其のストレスは相当な物だろう。ピンで活動していれば、そういうストレスからは解放され、非常に自由と言える。
又、最近結構多いが、アイドルのグループからメンバーが抜けた場合、グループ自体へのダメージは結構在るし、残ったメンバー達も大変だ。(抜けたメンバーにも、少なからずの影響が及ぶけれど。)
そういう事を考え合わせると、自分の場合は「ピン活動の方が良い。」と思っている。自分で全ての責任を背負わなければいけないけれど、其の大変さを上回る自由さと見返りが在ると考えているので。(「人と絶えず群れるのが嫌い。」というのも大きい。)