ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

「物真似する人」と「物真似される人」

2013年03月23日 | 御笑い関連

以前、懐メロ番組を見ていたら、岩崎宏美さんが歌っていた。“昔の映像”では無く、“現在の映像”だったのだが、歌っていたのは「シンデレラ・ハネムーン」【動画】。「懐かしいなあ。」と思って見ていたのだけれど、何か違和感が。「昔と比べると、振り付け随分大人しくなったなあ。」というのが違和感の原因で、「彼女も年を取ったから、振り付けが大人しくなったのかも。」と思うも、直ぐに「あっ、自分が『シンデレラ・ハネムーンを歌っている岩崎宏美さんの姿。』と思い浮かべているのは、『シンデレラ・ハネムーンを歌っている岩崎宏美さんを物真似しているコロッケ氏の姿。』だ!」【動画】と気付いた。昔の映像でちあきなおみさんが「喝采」【動画】を歌っているのを見た時に感じた違和感も、矢張り「コロッケ氏の物真似」【動画】が原因だったっけ。

 

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市原隼人が激怒した物真似芸人は誰なのか 噂になった花香よしあきの事務所は『否定』」(3月22日、J-CASTニュース

 

人気俳優の市原隼人さん(26歳)がブログで、自分の物真似をした芸人に対し「馬鹿にして、舐めてるとしか思えない。」等と激怒した所、ネットでは「何ての小せえ役者だ!」等とバッシングに発展している。

 

更に、市原さんが激怒した相手もはっきりしないのだ。一部報道では、花香よしあきさん(33歳)だとしているが、所属事務所の浅井企画は「既に話し合いは出来ている。」とする。ネットの噂を否定した形で、真相藪の中だ。

 

市原さんは2013年3月20日付けのブログで「自分の物真似をしている芸人を見て、目が点になった。」とし、「何を伝えたいか判らず、役者を馬鹿にして、舐めてるとしか思えない。」と書いた。そして、「此の芸人とは会った事も話もした事も無く、芝居の撮影現場に来た事も無い。『市原』という人間が全く判っていない上、自分は簡単に真似される様な安易な気持ちで役者の世界にない。」等と怒りを打ちまけた。そして、「相手の気持ちを考えずに、プロの方が物真似するのは違うと思う。」結んだ。

 

但し、何故か此のブログは、暫くして削除された。コメント欄には「でも、其れだけ、注目されているっていう事でも在ると思います。」、「どんな物真似され様が、いっちーファンはいっちーの事判っていますから。」等という300近い書き込みが在った。

 

ネットでは「小っちぇー男だなー。」、「洒落の判らない奴・・・。」等と市原さんに対する非難が多く出た。又、2008年に俳優の織田裕二さん(45歳)の事務所が織田さんの物真似禁止を民放各局に通達したという「事件」を思い出す人も居て、此の時も織田さんに非難が集中し「人気がガタ落ちした。」等と言われた「市原も織田の二の舞じゃねぇかwww。」等と発言している人も居る。

 

、市原さんが激怒した芸人は誰なのか、市原さん自身は明かしていないが、一部スポーツ紙が花香よしあきさんの名前を挙げた為、ネットでは花香さんに間違い無いとして「花香の仕事が減るぞ。」等と心配する書き込みも在った。

 

花香さんは浅井企画所属で2003年にデビューした。特に哀川翔さんの物真似が有名で、哀川さんからは「公認」を貰っているそうだ。市原さんの物真似を良く遣る様になったのは2008年4月から始まった市原さん出演のTBSドラマROOKIES(ルーキーズ)」【動画】が大ヒットしてからで、物真似は「ハッ!ハッ!集中!集中!」【動画】等のフレーズで爆笑を取っている。

 

但し、市原さんが花香さんに対して激怒したのかどうかは不明だ。実は、テレヴィ番組で物真似を「公認」していたからだ。其れは2010年5月13日に放送されたTBSヴァラエティーウンナンのラフな感じで。」【動画】の「芸人界の市原隼人は誰だ」というコーナー此処沢山の芸人が登場して、市原さんの物真似を披露した。市原さんも審査員となり、花香さんが勝利した。2010年5月14日付けの花香さんのブログでは、市原さんのサイン入りの「芸人界の市原隼人認定証」の写真をアップし、「物真似公認もして貰いました。収録後、市原隼人さんの楽屋挨拶に行ったら、『どんどん物真似して下さいっ。』と言ってくれました。何て優しくて、格好良い御人なんでしょう。」綴っている。

 

では一体、市原さんは何の芸人に激怒したのか?浅井企画は、「市原隼人さんの事務所とは既に話し合いが済んでおり、御互いにとって前向きな話し合いが出来ていると思っております。花香よしあきは、皆さんに可愛がって貰える様頑張って行きますので、今後とも宜しく御願いします。」コメントしている。

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市原氏が演じている場面を余り見た事が無いのだけれど、花香氏が市原氏の物真似をしている場面は見た事が在る。「ハッ!ハッ!集中!集中!」というフレーズを口にし、インパクトの在る動きを見せていて、思わず爆笑してしまった。と同時に、「こんな馬鹿にした様な物真似だと、市原氏が知ったら、腹立つだろうな。」とも感じた。

 

或る人物を物真似しようと思った時、「其の人物の特徴」を大袈裟過ぎる程に“演じる”のは良く在る事。其の方が見ている側は面白いからだが、「其の人物の特徴」というのは概して「其の人物が意識して、又は無意識の内に『触れられたくない。』と感じている部分。」だったりする。其れを大袈裟過ぎる程に演じられるのだから、人によっては「好い加減にしろ!」と思ってしまう人も居る事だろう。

 

「器が大きい人間なら、どんな物真似をされたって気にしないだろう。」、「物真似される事で、自分自身の存在感も示せるのだから、御互い様じゃないか。」等、物真似されて不快に感じる人を非難する気持ちも判る。でも、実際に自分が物真似される側になったとしたら、果たして同じ事が言えるだろうか?

 

悪意を感じないケースなら別だろうけれど、(今回のケースは別にして)明らかに馬鹿にしているのが判る様な物真似だったり、肉体的な欠陥嘲笑う様な物真似だったりしたら、自分は腹が立つ事だろう。


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4 コメント

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>透明人間様 (giants-55)
2013-03-25 00:24:40
書き込み有難う御座いました。

物真似タレントのホリ氏の十八番は、“キムタク”の物真似。「チョッチョッ、待てよ~っ!」という台詞は何度見ても笑ってしまうのですが、物真似されているキムタク自身は、恐らく凄く嫌でしょうね。“大人の対応”として正面切って不快感を示す様な事はしないだろうけれど、彼の物真似の本質には「何を演じても、結局はキムタク。」というのが在ると思うし、其れは当人にとって不快と感じるだろうから。

「物真似をした人は多かった筈」(http://blog.goo.ne.jp/giants-55/e/5dca1c32da796bd7c1d13d93f806aa4c)という記事でも書いたのですが、大昔は田中角栄元首相の物真似を、誰もが一度はしたと思います。良くTVに出演して彼の物真似をされていた方(半素人?)は、ルックスもそっくりでしたね。
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>マヌケ様 (giants-55)
2013-03-25 00:16:19
書き込み有難う御座いました。

似顔絵もそうですが、物真似も「真似る相手の印象的な部分を、より強調する。」のが普通。似顔絵で言えば、団子っ鼻の人はより鼻を大きく書いたりすれば「ユニークさ」は増す一方で、当人とすれば其の団子っ鼻を「嫌だなあ。」と気にしている可能性も高いだろうし、そうなるとデフォルメは不快其の物になる訳ですよね。

又、肉体的な欠陥を大袈裟に真似するというのも、真似される側からすれば腹立たしい事でしょうし、物真似する人は物真似される人の立場に立って、「自分がされたら嫌な事は、絶対にしない。」という自分形の線引きは必要でしょう。
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Unknown (透明人間)
2013-03-24 20:26:50
市原と言ったらルーキーズよりランナゥェイ(タイトル合ってるかな?)の方が好きでした
視聴率的にはコケましたが
まぁ物真似芸人が挨拶するにこしたことは有りませんが弱小事務所に所属もしくは個人で活動してたら門前払いで公認なんて得られる訳が無いですよね
(でも市原側が太っ腹で公認した可能性もなきにしもあらずですね)
今は物真似と言ってますが昔は形態模写(けいたいもしゃ)と言ってましたよね
まだ田中角栄の物真似してる人って居るのかな
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Unknown (マヌケ)
2013-03-24 17:56:54
自分のクセや特徴を笑いのために極端にデフォルメされてしまうと、自分自身が笑い物にんされているようで、嫌な気持ちになるのはわかります。 それって、いじめににていますよね。 みんなが気に入っているんだから、堅いこというなよとは言えないくらい、真面目で繊細な役者さんなのではないでしょうか、この市原さんという人物は。 どうなのだろう?と言いますか、なんと言いますか、どうでもいいような。 
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