ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

到る所で撮り捲る馬鹿

2024年07月27日 | 時事ネタ関連

2年前の記事「人非人」の中で、大きな事故や事件が発生すると、報道番組から派遣された記者等が、現場からレポートする。そんな時、レポートしている彼等の後ろで、へらへらと笑い乍らピース・サインをしたり、スマホで写真や動画を撮っている連中が居る又、そういう現場で取材を受けている人の中に、“時折笑顔を見せて答えている人”が居たりもする。自身には無関係な事故や事件だとはいえ他人様が不幸な目に遭っているで在ろう現場で、そういう行為を平然と行える神経が理解出来ない。と記した。

事故や事件の現場に限らず、無闇矢鱈とスマホで写真や動画を撮り、其れ等をネット上にアップする人も多い。「個人情報の流出に繋がり、非常に危険なのになあ。」と自分は理解出来ないけれど、まあ本人“だけ”が写った(映った)写真や動画をネット上にアップするのは構わないだろう(「そんなにも、自分が好きなの?」と思ってしまうけれど。)。

でも、“の場”でバシバシ撮っているケースだと話は別。写り(映り)込みたくないのに写され(映され)てしまい、公の場に晒されてしまうのは“肖像権侵害”に成り兼ねないし、仮に他者が写り(映り)込まない様に撮ったとしても、例えば飲食店で食事をしている際、近くで料理等を無闇矢鱈と撮り捲っている人が居ると非常に落ち着かないし、“雰囲気”が壊されてしまうので、決して良い気分にはならない。又、暗黙の了解としてスマホで撮ってはいけない場所”という物が世の中に存在し、そういう場所で撮るのは“御法度”と言って良いだろう

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寄席でまさかの非常識行動!カップル出禁に 落語家ガックリ『なんでわかんねぇかね、ンなこと』
」(7月25日、よろず~ニュース

落語家の三代目東生亭世楽此の程、自身のを更新。寄席の途中で非常識な行動を取ったカップルが居た事に付いて言及し、「なんでわかんねぇかね、ンなこと。」と苦言呈した。

世楽は寄席で仲入(休憩)時に、高座に上がって写真を撮ったカップルが出入り禁止になった。と非常識なカップルが居た事に付いて言及。其れに対してあのさ。藝人座布団に座ってお辞儀する時、扇子を前に置くでしょ?アレ、結界を張ってるんです。『こっからコッチは、藝人の世界です。』ってコトなんですよ。堅気が踏み込んできちゃいけない世界。と、芸事に関しての持論を述べた。

最後にはライブでもリングでも、客が上がっていいなんてねぇだろ?と、他のエンターテインメントやスポーツ等でも許されない行為で在る事を例示。「なんでわかんねぇかね、ンなこと。」と呆れた様子だった。更に、「補足しときますが、出入り禁止にしたのは藝人ではなく、『劇場(席亭)』なんでして。」と付け加えた。

此の投稿は、ネット上でも話題に。「相撲観戦土俵に上がったり、水泳競技を観に行ってプールに飛び込む様なもんですね。」、「何で高座に上がって良いと思ったんだろ。腕白過ぎるw。」といった声や、「もう皆言うしか無いと思う。じゃ無いし、詰まらなくはなると思うけど。」と、諦めの声も多く上がっていた。
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“自分(達)だけの世界”に入り込み、“欲望”の赴くに到る所で、スマホにて写真や動画を撮り捲る馬鹿って、其の行為が「悪い。」と思っていないだけに、本当にが悪い。


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2 コメント

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Unknown (悠々遊)
2024-07-27 11:33:45
こんにちは~
今日も暑いですね。
暑くて湿度が高いと不快指数も上がりっぱなし(苦笑)。
私も写真を撮るのが好きで、出かけるときはカメラを持ち出すことが多く、偉そうなことは言えませんが・・・。

寄席の舞台に上がった件のカップルと、迷惑撮影の代名詞にもなった感のある『迷惑撮り鉄』には、傍若無人という共通点がありますね。
撮りたい対象に夢中になるあまり、周囲に目を配れなくなるというのは分からなくもないのですが、時と場合によってはそれこそ命取りになることだってあるし。
それに、経験から言うと、対象に夢中になって周囲が見えない時に撮った写真は、概して余計なものが写り込んだりして、失敗写真になることが多いんです。

事故の写真につては、事故直後じゃないけど写真を撮って新聞社に提供したことがあります。
警察へ取材の文章だけの記事に比べ、写真があるとより具体的に事故の様子が知れ、状況によっては予防の注意を喚起する効果もあるので、事故現場の写真や動画が一概に悪いとは思いません。
あくまで『撮ることに公共性があるか』という事ですが。
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>悠々遊様 (giants-55)
2024-07-27 20:50:13
書き込み有り難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

連日、本当に暑いですね。「年々、暑さが厳しくなっている。」と言い続けて、もう何年経つ事やら。自然災害の増大等、最早“地球温暖化”を完全否定する事自体に無理を感じる状況なのに、何処ぞの「自分に不都合な事柄は、全て『フェイクだ!!』と言い張る元大統領、そして其の”信者達”は無根拠に『地球温暖化なんて嘘っ八だ!!』と言い放っているのですから、理性も糞も在った物では無い。

屋内外に関わらず、写真を撮り捲る事自体が悪い訳では決して無く、要は「他人様に迷惑が掛からない様に。」という"最低限のマナー”が守られているかどうかが大事。そういう意味では、悠々遊様のブログにアップされている写真の数々は、全く問題を感じ得ないのは言う迄も在りません。

「事故現場の写真や動画が、一概に悪いとは思いません。」、其れは仰る通りだと思います。大きな事故や事件で撮られた写真によって、其れ等の"見えなかった事実”が明らかになったケースも在りますしね。(特に事故現場。)

本当に不快なのは、悲惨な事故や事件現場にて、明々白々に"野次馬根性”を丸出しにし、「凄~え!!!こんな"面白い現場”を撮ったら、周りに自慢出来るぞ!!!」という感じが在り在りなケース。そういうのは、傍から見ていると判りますね。
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