ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

小糠雨降る 御堂筋 心変わりな 夜の雨♪

2017年02月26日 | 其の他

天気で言えば、「晴れ」は大好きだけれど、「雨」は嫌いな人間。でも、タイトルや歌詞に「雨」が使われている歌には、好きな物が多かったりする。ざっと挙げてみると「」【動画】、「雨の御堂筋」【動画】、「長崎は今日も雨だった」【動画】、「あめふり」【動画】、「アカシアの雨がやむとき」【動画】、「雨に唄えば」【動画】、「氷雨」【動画】、「雨の慕情」【動画】、「雨がやんだら」【動画】、「みずいろの雨」【動画】、「雨やどり」【動画】、「雨音はショパンの調べ」【】、「雨の田原坂」【】等々。パッと思い浮かんだだけでもこんなに在るのだから、抜け落ちている名曲も、未だ在るだろう。

 

癖の強い歌い方が非常に印象的だった事も在り、子供の頃は「濡れたコート“でぃえ~ぃ” 濡れた体“でぃえ~ぃ”♪」(朝丘雪路さんの「雨がやんだら」。)とか「あなた  あ“ん”たは何処よ あ“ん”たを訪ねて 南へ歩く♪」(欧陽菲菲さんの「雨の御堂筋」。)を、良く真似して歌っていたっけ。

 

 

で、子供の頃は全く意識もせず歌っていた「雨の御堂筋」だが、長じるに従い、歌詞の冒頭に出て来る「小ぬか雨降る 御堂筋♪」の「小ぬか雨」の意味が気になる様に。調べてみると、小糠雨」と書いて、「雨滴の様に細かい雨。」を意味する事が判明。「ざあざあ」や「しとしと」、「しょぼしょぼ」、「ぴちゃぴちゃ」、「ぽつぽつ」等々、“雨の降り方に関するオノマトペ”だけでも沢山在る日本語だが、“雨の表現”も多種多様なのを思い知らされた。

 

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矢鱈格好良い雨の名前ランキング」(2月26日、gooランキング

 

1位: 虎が雨(とらがあめ)[68票]

陰暦5月28日に降る雨。

 

2位: 紅雨(こうう)[66票]

春、花に降り注ぐ雨。

 

3位: 翠雨(すいう)[60票]

草木の青葉に降る雨。緑雨

 

4位: 時雨(しぐれ)[50票]

秋の末から冬の初めに掛けて、ぱらぱらと通り雨の様に降る雨。

 

5位: 五月雨(さみだれ)[48票]

陰暦5月頃に降り続く長雨

 

6位: 淫雨(いんう)[45票]

長く降り続く雨。長雨。

 

7位: 氷雨(ひさめ)[40票]

。冷たい雨。

 

8位: 春霖(しゅんりん)[39票]

春、3月から4月に掛けて降る長雨。

 

9位: 飛雨(ひう)[38票]

風に飛ばされ乍ら降る激しい雨。

 

10位:白雨(はくう)[37票]

明るい空から降る雨。俄雨

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恥ずかし乍ら、此の中で知っていたのは「時雨」、「五月雨」、そして「氷雨」だけだった。「淫雨」なんて、卑猥な意味合を思い浮かべてしまったが、「長雨」の事だとか。「へーっ。」と思う一方で、「“矢鱈格好良い名前”と言えるのかなあ。」と思ったりも。

 

個人的に「凄く格好良い名前だなあ。」と感じたのは、1位の「虎が雨」。調べてみると、陰暦の5月28日に“曾我兄弟の仇討ち”が決行され、其の際に討たれた兄・曾我祐成を思い、(祐成に愛された)大磯遊女虎御前が流した涙が雨となって降る。という話から、「虎が雨」という言葉が出来たのだとか。曾我の雨とか虎が涙とも言うそうで、字面の勇ましいイメージとは異なる、何とも切ない意味合いで在る。


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