ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

知育玩具

2011年06月23日 | 其の他

幼少期、我が家は決して裕福では無かったけれど、読みたい本は大抵買って貰える環境に在った。「勉強に資する本限定で。」という訳では無く、「新・世界の怪獣」とか「世界怪奇ミステリー全集」、「シャーロック・ホームズ・シリーズ」、「少年探偵団シリーズ」等々、様々な分野の本を買って貰っていた記憶が在る。其の御蔭で読書が大好きになり、今でも活字中毒な自分。他に廻す費用を削り、潤沢に本を買ってくれた両親には、唯々感謝の思い。

 

しかし其の一方で、子供向けの菓子や玩具は、滅多に買って貰えなかった。人気キャラクター付きの菓子を頬張る友達が、とても羨ましかったもの。又、子供向けの玩具に関しては、誕生日やクリスマスといった特定のイヴェント以外、買って貰った事は数少ない。「本も菓子も玩具もと、欲しがる物を何でも買い与えるのは良くない。」という両親の考えが在ったのだろうし、大人となった今では「其の考え方は正しい。」と思うけれど、子供の頃は「何で買ってくれないのだろう?」と不満一杯だった。「ウルトラ・マシン」や「生き残りゲーム」、「バン・バン・ボール」(「アメリカン・クラッカー」は何故か買って貰えたが。)、「ポンジャン」、「スピロデザイン」等々、所有している友達や祖父母の家に遊びに行き、遣らせて貰った玩具は少なく無い。

 

そんな訳で両親から買って貰った玩具は決して多くは無いのだが、其れだけ買って貰った玩具は何れも印象深い。特に「学習系の玩具」、所謂知育玩具」は良くも悪くも、強烈な思い出を残してくれている。

 

電子実験をする玩具」として、当時の子供達が憧れた「電子ブロック」。当時としては非常にハイテクな玩具で、値段も相当したと思う。何度も何度も懇願し、やっとの事で誕生日プレゼントとして買って貰ったというのに、説明書を読まないままパーツの一部をコンセントに差し込んだ事で、「ボン!」という音と白煙を出して、電子ブロックは壊れてしまったという哀しい記憶。が理系センスの無さは、此の頃から明らかだったのかもしれない。

 

Speak&Spell」というのも、忘れられない玩具の1つだ。「合成音で英単語を発音し、其のスペルを入力。合っているかかを判定してくれる。」という玩具で、此れも当時は可成りハイテクな代物。強烈な印象を受けた人が少なく無かった様で、動画やら此の玩具を再現したサイトやらが在ったりする程。合成音が聞き取り難いのが難点だったけれど、面白くて結構遊び倒した。

 

幼少期に遊んだ玩具は、長じるに従って次々と処分して行ったけれど、此の「Speak&Spell」はどうしても捨てられないで、今に到っている。配線が駄目になってしまった様で遊ぶ事は出来なくなってしまったのだけれど、どうしても捨てられない。

 

Speak&Spell(表)

【Speak&Spell(表)】

 

Speak&Spell(裏)

【Speak&Spell(裏)】

 

一生手元に置いて置く事になりそうだ。


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