ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

ドラえもんの秘密道具 Part1

2006年12月27日 | TV番組関連
9月から11月にかけて、雑誌、TV、インターネットという3つのメディアが連携し、ドラえもん秘密道具を一般公募した所、合計で4万通を超える応募が在った。大晦日にテレビ朝日系列で放送される特番で、メディア毎のノミネート作3作の中から最優秀作が決定するというが、応募者の1割程は30代以上の人達だったという。「AERA(12月25日号)」の記事「大人のび太の夢の小道具」には、様々な思いを馳せて秘密道具を考案&応募した大人達の”素顔”が記されている。

1969年、小学館発行の学年誌の一部で「ドラえもん」は連載開始となった。当時夢中になってこの漫画を読んでいた子供達は知命の年に近付き、1979年から開始されたアニメ(テレビ朝日版)に夢中になっていた世代(テレビ朝日版も良いが、日本テレビ版OP動画]もなかなか味わいが在った。)も30代~40代になり、「夢と現実の間に大きなギャップ画存在している事。」や「未来は必ずしも明るいとは限らない事。」を思い知らされている人は少なくないだろう。でも、そんな状況で在るからこそ懐かしい思い出を手繰り寄せ、道具に”夢”を託してみたくなる大人達も居るのだ。

ドラえもんアナリストとして有名な富山大学の横山泰行教授が全ての漫画作品をデータベース化して数えた所によると、現在確認されているドラえもんの秘密道具の総数は1,688個になるのだとか。(Wikipedia情報では1,963個となっているが、あくまでもAERAの記事を正として記す事とした。)それ等の中には連載当時”夢の道具”と思われていたのに、今や実現化&使用されているものも在ると紹介されている。

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① 「インスタント旅行カメラ」→「Photoshop
インスタント旅行カメラは二つのカメラが組み合わさった物で、片方のカメラで人物を、そしてもう片方のカメラで風景等を写すと、行ってもいない場所にその人物がさも行ったかの様な合成写真が出来上がるというもの。一方Photoshopは、写真を修整&合成するソフト。

② 「ほん訳コンニャク」→「自動翻訳ソフト
どんな言語もこれさえ食べれば、瞬時に自国語&相手の言語に翻訳してくれるという優れ物がほん訳コンニャク。

③ 「空とぶ切手」→「電子メール
葉書や封書の形態を問わず、空とぶ切手を貼りさえすれば、その物が空を飛んで行って独りでに宛先に届く。

④ 「カラオケキング」→「採点機能付き通信カラオケ」
カラオケキングは自動採点機構を内蔵したポータブルなカラオケ・マシーン。

⑤ 「動物語ヘッドホン」→「バウリンガル
動物語ヘッドホンを着用すると、動物の話している言葉を理解する事が出来る。それに対してバウリンガルは、犬の首輪等にこれを装着する事で声紋が分析され、感情別に分類された”言葉”が画面に表示されるというもの。

⑥ 「テレビ局セット」→「YouTube
スイッチを市販のテレビに貼り付けると、カメラで捉えた映像がそのテレビ画面に映る様になるというのがテレビ局セット。YouTubeはオンライン上で動画を共有&閲覧出来るサービスで、自身の撮った映像をワールドワイドに”放送”出来るという意味で、双方に共通点を有していると言える。
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その内、タイムマシンタケコプターどこでもドアスモールライトビッグライト等も実現化&使用される日が来るのだろうか?

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