“子供がするスポーツ”と言えば、今でこそ様々な選択肢が在るけれど、自分の幼少期は本当に限られていた。男の子で言えば、するスポーツは「野球」というのが殆どで、野球漫画の全盛期でも在った。自分も当時は、夢中になって野球漫画を読んでいたっけ。
他のスポーツを扱った漫画が“時代”を作って行く中、野球漫画の影が薄くなった感も在る。そんな中でもずっと連載を続けていた「ドカベン」が、先日、完結を迎えた。一旦は連載を終了し、舞台を変えたりはしたけれど、1972年4月の連載開始から46年余り続いて来た物語の完結に、昔夢中になって読んでいた1人として、感慨深い物が在る。
「岩鬼正美を真似、葉っぱを咥えて打席に入る。」、「殿馬一人の秘打“白鳥の湖”にトライした。」、「“小さな巨人”里中智を真似して、アンダースローを試みた。」等、当時の子供達に大きな影響を与えた作品だ。
主人公・山田太郎の体型に似ていた事から“ドカベン”と呼ばれる様になった香川伸行氏も、52歳の若さで亡くなられてから、もう4年を迎え様としている。
「ドカベン」を読まなくなって久しかったけれど、心に残る野球漫画の1つ。水島新司先生、長い間御疲れ様でした。
閑話休題。
もう少しで、「6月30日」も終わろうとしている。2018年も、折り返し地点を迎えた訳だ。今日は、「2018年上半期」を振り返ってみる。
2018年の世相と言えば、海外では「アメリカのドナルド・トランプ大統領と北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長との初会談。」、日本では「大阪府北部地震」が強く印象に残っている。前者に関しては、「世界的な平和へと向かえば良いけれど、結局はアメリカと北朝鮮が利益を得て、日本は金を毟り取られるだけで終わるのでは?」という懸念を持っている。又、後者に関しては、「天災の恐ろしさを、改めて痛感。」する出来事だった。
プロ野球で言えば、パ・リーグは「圧倒的な差を付けて優勝するだろうと予想していたホークスが、大苦戦しての3位。」という意外性。そして、セ・リーグは「予想通りにカープが好調(1位)。」という一方で、「2位以下のチームが、全て“借金生活”。」という意外性が。
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「2018年上半期に亡くなられた著名人」
[1月]
14日:夏木陽介氏(享年81)
21日:西部邁氏(享年78)
22日:片平晋作氏(享年68)
26日:野中広務氏(享年92)
30日:有賀さつきさん(享年52)
[2月]
1日:レツゴー長作氏(享年74)
10日:川地民夫氏(享年79)
21日:大杉漣氏(享年66)
24日:左とん平氏(享年80)
[3月]
1日:古賀新一氏(享年81)
13日:内田康夫氏(享年83)
18日:新堀俊明氏(享年84)
28日:月亭可朝氏(享年80)
[4月]
5日:高畑勲氏(享年82)
7日:加藤廣氏(享年87)
23日:衣笠祥雄氏(享年71)
24日:森田童子さん(享年65)
27日:朝丘雪路さん(享年82)
[5月]
2日:井上堯之氏(享年77)
15日:岸井成格氏(享年73)
21日:栗城史多氏(享年35)
26日:津本陽氏(享年89)
28日:いか八朗氏(享年84)
29日:パンチョ加賀美氏(享年74)
[6月]
18日:ビッグバン・ベイダー氏(享年63)
23日:金鍾泌氏(享年92)
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大好きな作家の1人・内田康夫氏が亡くなられたのは、本当に残念。新作が読みたかった・・・。
今年の上半期の物故者を振り返ると、星野仙一氏に片平晋作氏、有賀さつきさん、大杉漣氏、衣笠祥雄氏、星由里子さん、西城秀樹氏等、「“死の陰”が感じられず、若くして亡くなられた方。」が、とても目立った。特に、「自分がファンとなった最初で最後の男性アイドル。」で在る西城秀樹氏の死は本当にショックで、今も信じられない思いが在る。