「第101回全国高等学校野球選手権大会」の決勝戦は、「3対5」で履正社(大阪府)が星稜(石川県)を下し、“春の甲子園”&“夏の甲子園”を通じて初優勝を決めた。履正社の選手達、本当におめでとう!!
此れで「“夏の甲子園”での都道府県別優勝回数ランキング」は、次の通りとなった。
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「“夏の甲子園”での都道府県別優勝回数ランキング」
1位: 大阪府(14回)
2位: 愛知県(8回)
3位: 和歌山県/広島県/東京都/兵庫県/神奈川県(各7回)
8位: 愛媛県(6回)
9位: 京都府/福岡県(各4回)
11位:千葉県(3回)
12位:高知県/北海道/香川県/茨城県/栃木県/奈良県/群馬県/佐賀県(各2回)
20位:山口県/静岡県/岐阜県/徳島県/長野県/沖縄県/埼玉県/三重県/大分県(各1回)
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昨年の“夏の甲子園”の決勝戦同様、今年も夢中になって見入ってしまった。「履正社と星稜、何方が買っても"初優勝”。」というのも然る事乍ら、何と言っても「星稜の奥川恭伸投手が、“防御率零の優勝投手”となるか?」というのが注目ポイントだった。
準決勝戦迄、相手打者を寄せ付けない投球を見せ、防御率「零」だった奥川投手。若し防御率零の儘で優勝投手となれば、“春の甲子園”では1983年の水野雄仁投手(池田)以来、そして“夏の甲子園”では1971年の大塚喜代美投手(桐蔭学園)以来の快挙となったのだが・・・。
9回を投げ切った奥川投手は、猛打で鳴らす履正社打線に5点を奪われ、防御率は「1.09」に。履正社打線が凄かったのは事実だけれど、奥川投手の不調さも大きかったと思う。優勝は出来なかったものの、星稜の選手達の活躍は見事だったし、特に奥川投手の快投は素晴らしかった。御疲れ様!!
“サドン・デスの闘い”という事も在り、プロ野球に勝るとも劣らない必死さを見せてくれる球児達。勝っても負けても、彼等の一挙手一投足には、心を強く打たれる物が在る。