「食品売り場で矢鱈と“彼”の顔写真がプリントされた商品を目にはしていたが、こんなにもそういった商品が売り出されていたとはねえ。」というのが、此の記事を読んでの感想。彼は様々な分野の料理を作って来た様だから、キムチをプロデュースしようが焼うどんをプロデュースしようが将又味噌ラーメンをプロデュースしようがおかしくはないのだろうけれど、犬のおやつ迄プロデュースするとは恐れ入った。更に恐れ入るのは、「美しい僕を見て!」風の顔写真の数々。「ナルシストも此処に極まれり。」といった感たっぷりで、自身のルックスに全く自信の無い自分としては、「川越達也シェフ、あんたは凄い!!。」と思うだけだ。
話はガラッと変わるが、在日韓国人の女性から政治献金を受けていたという事で、其の責任を取って外務大臣の職を辞した前原誠司氏。件の女性は前原氏が幼い頃よりの顔見知りで、彼を我が子の様に可愛がっていたと言う。総額で25万円(2005年~2008年及び2010年に、毎年5万円ずつ。)という献金額や、自民党の福田康夫元首相が過去に同様の問題を起こしても御咎めが無かった事を考え合わせると「此れで辞職しなければいけないというのは気の毒。」という気もしない訳では無いけれど、「他国からの影響を防ぐ為に、外国人からの献金を禁止する。」という決まりが在る以上は、辞職も止むを得ないだろう。(此の件以外に、暴力団絡みの問題等も噂されている様だし。)「政治献金を申し出た相手の素性を自身できちんと確認した上、受けるか受けないかを決めている国会議員も居る。」と言うし、「偽メール問題」で民主党の代表の座を辞した過去も含め、前原氏の脇の甘さは否定出来ない。
唯、「外国人から政治献金を受けていた(受けている)のは、彼だけなのだろうか?」という思いは在る。与党のみならず野党にもゴロゴロ居そうな気がする。(「与党を狂った様に批判し続けている某元首相が、今回の件では何故か大人しいのは、以前よりずっと噂されている北朝鮮系の組織との親しさ故なのか?」と深読みも。)他者に「駄目出し」をする以上は、自分が同様の事をしていたら、同様の責任の取り方をしないと駄目だろう。*1
*1 出馬会見で「私は二足の草鞋を履け様な、国会議員の仕事を甘く考えていない。他の仕事をし乍ら(国会議員を)出来る程器用では無い。(だから)当選後は女優業を辞める。」と言い、国会議員と柔道選手の両立を主張していた谷亮子さんを散々批判していた三原じゅん子さん(彼女の主張自体は、自分も同感だけれど。)。そんな彼女が此の程、“最後の”「3年B組金八先生」に出演すると言う。「此れは女優復帰では無く、“恩師の”武田鉄矢氏への恩返しだ。(「女優復帰じゃないか!」という)文句には受けて立ちます。」というのは見苦しい言い訳&開き直りにしか思えず、非常にガッカリ。まあ、彼女の言行不一致は今に始まった事ではないけれど。
議員になって一年も経たないのに、もう女優復帰?
金八先生は言わないのだろうか?
初心を忘れるな、約束通り議員としての職務を全うしなさい、って。
7年前に「金八フリーク」(http://blog.goo.ne.jp/giants-55/e/1bd24a90a81d449d56b860cf0d9a799f)という記事を書いた程、自分は「3年B組金八先生シリーズ」の大ファンです。第1シリーズからずっとリアル・タイムで見て来ましたので、遂にファイナルを迎えるというのは感慨深いし、残念でも在ります。
そんな自分ですから第1シリーズに出ていた三原じゅん子さんには少なからずの思い入れが在るし、“何も無ければ”ファイナルには出演して欲しいという気持ちが強く在る。でもあんなに執拗に他者の「兼業」を批判し、「女優引退」を明言していた以上は、“どんな形で在れ”演技者として登場すべきでは無いでしょうね。(過去の映像を使用するというのなら、話は別ですが。)言葉を重要視されるべき政治家ならば殊更で、だからこそコロコロと言っている事が変わる鳩山前首相は信が置かれなかったのだから。三原さんの今回の言い訳は見苦しさと開き直りしか感じられず、政治家としてのみならず人間としても信を置かれなくなるのではないかと懸念します。
今後とも何卒宜しく御願いします。