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「火星 探査で重大発表?噂拡大・・・NASA否定」(11月27日、読売新聞)
米航空宇宙局(NASA)の無人火星探査車「キュリオシティ」が何等かの重大な新事実を発見し、NASAが近々発表するのではないかと、米メディアで話題になっている。
NASAは読売新聞の取材に対し、米太平洋時間12月3日朝(日本時間4日未明)にサンフランシスコの米地球物理学連合の学会会場で記者会見を開く事を認めたものの、「幾つかの噂話は明らかに過大評価。重大な新発見は、未だ無い。」としている。
切っ掛けは、米公共ラジオ(NPR)が20日に放送したカリフォルニア工科大のジョン・グロチンガー教授のインタヴュー。キュリオシティが取得した火星の土や気体のデータを分析している同教授は「とても興味深いデータが得られている。歴史書に残る事になるだろう。」と語った。
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「拍子抜けはしたけれど、凄い発見なのは間違い無い」という記事でも取り上げたけれど、2年前の同時期にも「NASAから重大発表がされるのでは?」と騒がれたっけ。凄い発見だったのは確かだろうけれど、「宇宙人発見の発表ではないか?」とも言われていたので、ガッカリしたのは事実だ。
今回のニュース、NASAとしては「過大評価」という事だが、グロチンガー教授の発言を見ると、発表を期待してしまっている自分が居る。
火星に関するニュースは、もう1つ在る。
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「『火星に8万人移住』の計画 米宇宙ヴェンチャーが発表-中国報道」(11月28日、毎日中国経済)
米国メディアの27日付けの報道によれば、同国の宇宙ヴェンチャー、スペースX社の創業者で最高経営責任者(CEO)で在るイーロン・マスク氏が此の程、英ロンドンの王立天文学会でのスピーチで、火星に地球から8万人を移住させる計画を発表した。今後15~20年で地球から火星に8万人を移住させ、火星で自給自足の生活を送り、子孫を残して行くとの内容で、人類にとっての「生命保険」となるとしている。
オランダのヴェンチャー企業は民間火星探査プロジェクト「マーズ・ワン」で今年6月、今後20年間で地球から20人以上を火星に定住させる計画を発表している。
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人類が宇宙で定住する・・・子供の頃から「夢物語」としては思い描いていたけれど、具体的なプロジェクトとして報じられると、心浮き立つ物が在る。
唯、「自分が生きている間には、自分が払える範囲での金額で、火星に移住する事は難しいだろうなあ。」という思いも。