当ブログでは過去に、阿久悠氏や松任谷由実さん、中島みゆきさん、岩谷時子さん、小林亜星氏、古関裕而氏、平尾昌晃氏、いずみたく氏、渡辺宙明氏、菊池俊輔氏、冬木透氏、千家和也氏、筒美京平氏、松本隆氏、そしてなかにし礼氏と、“昭和の歌謡界”を牽引した天才的な作詞家&作曲家を取り上げて来た。今日は作曲家・古賀政男氏の作品の中からベスト10を選んでみたい。
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「古賀政男作品ベスト10」
1位: 「影を慕いて」【動画】
2位: 「悲しい酒」【動画】
3位: 「誰か故郷を想わざる」【動画】
4位: 「湯の町エレジー」【動画】
5位: 「人生の並木路」【動画】
6位: 「東京ラプソディ」【動画】
7位: 「柔」【動画】
8位: 「丘を越えて」【動画】
9位: 「東京五輪音頭」【動画】
10位:「酒は涙か溜息か」【動画】/「人生劇場」【動画】/「ゲイシャ・ワルツ」【動画】
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「東京ラプソディ」や「丘を越えて」、「東京五輪音頭」等の明るい曲調の歌も良いが、古賀メロディーと言えば何と言っても、“哀愁を帯びた曲調の歌”が最高。「影を慕いて」や「悲しい酒」、「誰か故郷を思わざる」、「人生の並木路」等は、何度聞いても胸を打たれる。
少年時代、古賀政男氏は朝鮮に渡っていました。「古賀メロディーの哀愁を帯びた曲調の原点は、朝鮮の音楽に在るのではないか?」、自分はそんな気がしています。
此の手のベスト10を過去に何度か記事にして来ましたが、「10位に3曲を入れた。」のは、記憶違いで無ければ今回が初だと思います。其れだけ、古賀メロディーには名曲が多く、11位以下にしてしまうには忍びない名曲が多いという証左ですね。悠々遊様が書かれた「無法松の一生」や「目ン無い千鳥」も、実は10位に入れようか散々迷ったのですが、「流石に10位に5曲並ぶというのもなあ。」と思い、泣く泣く外した次第。
「生涯で、5千曲を超える作品を作り上げた。」というのも凄いですが、名曲が本当に多いのも凄いです。
昭和の香りする古賀メロディは好きな曲だけでも10指に余ります。
giants-55さん選曲のベスト5は異論無しとして、その後に私なら以下のものを入れ替えたいですね。
無法松の一生(度胸千両入り)
緑の地平線
男の純情
サーカスの唄
目ン無い千鳥
敢えて順位は点けません。
あ、やっぱり、「丘を越えて」と「酒は涙か溜息か」も外せないなあ(笑)。