自分自身では全く気付いていなかったけれど、他者から指摘されて初めて「自分には、そんな癖が在ったんだ。」と気付かされる事が在る。「~って嘘を吐く時、鼻の穴がぐっと広がる癖が在るよね。」と、昔付き合っていた彼女から苦笑交じりで指摘された事が在り、此れは非常に気恥ずかしかった。「無くて七癖、在って四十八癖」と言うが、誰しも癖は幾つか在るものだ。
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「止めたいのに止められない癖ランキング」(gooランキング)
1位: 髪を触る(1,554票)
2位: 足を組む(1,474票)
3位: 爪を噛む(1,342票)
4位: 独り言(1,217票)
5位: 溜め息(882票)
6位: 決まった口癖(816票)
7位: 舌打ち(591票)
8位: 早口(476票)
9位: 腕組みをする(463票)
10位: 頬杖を突く(431票)
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自分の場合、「足を組む」と「独り言」、「溜め息」、「決まった口癖」、「舌打ち」、「早口」、「腕組みをする」というのが癖として在る。で、此れ等の中で「止めたいのに止められない。」と思っている物は「溜め息」と「舌打ち」、そして「早口」だ。特に「早口」は何としても止めたいのだが、根がせっかちなので、どうしても止められない。
「早口」以上に、止めたいと思っている癖が在る。当然、ランキングでも上位に入る物と思っていたのだが、少なくとも10位内に入っていなくて、「意外だなあ。」と思ってしまった。其の癖とは「貧乏揺すり」。極度の緊張状態に置かれたり、苛々したりすると、ふっと気付けば貧乏揺すりをしている。母方の祖父も貧乏揺すりが酷かったし、母も結構しているので、最低でも3代は貧乏揺すりの癖を有している事になる。
昔読んだ「ドラえもん」の話に、「くせなおしガス」というのが在った。「ガスを掛けられた人の癖を大袈裟にさせる事により、自発的に癖を直させる。」というのが、ひみつ道具「くせなおしガス」の効能で、「鼻を穿っている際、のび太の鼻糞が巨大化した。」り、「口の周りを舐める癖が在るのび太のママが、思い切り客の顔を舐めた。」りと、癖が大袈裟に出てしまうのが笑えた。
【「くせなおしガス」】
何でこんな話を持ち出したかと言えば、のび太のパパの癖が「貧乏揺すり」で、ガスを掛けられた彼が貧乏揺すりをした所、「大きな地震を引き起こしてしまった。」という落ちが在ったから。くせなおしガスが在れば、自分も流石に悪癖を止める事が出来るだろう。