一昨日書いた「又もや保護観察中に・・・」という記事に対し、幾つかのコメントを戴いたのだが、「Just Another Life」というブログを運営されている風祭紫様の書き込みにインスパイアされ、今日の記事を書こうと思い立った。
風祭様は「更正施設を増設するにも、増設候補地では住民が反対運動を起こしたりとなかなか進まない様です。」と書かれていたのだが、自分も同じ事をずっと思っていた。ゴミ焼却炉や原子力発電所、墓所等と並び、地元住民が近隣に建設して欲しくない施設が刑務所というのは、一昔前迄は常識化していたからだ。
ところが、先日、或る報道番組を見て状況が変わっている事を知った。今や多くの地方自治体では、「刑務所誘致合戦」が激化しているというのだ。
何故に刑務所を誘致したいのか?刑務所誘致を政策として掲げる地方自治体の幾つかをチェックした所、そのメリットは概ね次の様なものだった。
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[刑務所誘致のメリット]
① 刑務所等の建設により、地元建設会社の仕事が増加。
② 刑務官及びその家族等が居住する事で、地方消費税や住民税の増収が図れる。
③ 受刑者や刑務官等の人口流入により、地方交付税や補助金等の増加が見込める。
④ 刑務所及び刑務官等が食料や生活必需品を地元で購入したり、刑務所内で使用された衣類等のクリーニングを地元に委託する等、地元店舗の活性化が図れる。又、就職先の拡大も見込める。
⑤ 概して、刑務所周辺の治安は良くなると言われている。
⑥ 国の機関を誘致した事で、地元のシンボルと成り得る。
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躍起になって誘致を図っている大きな要因が、それに伴う金に在るのは間違いないだろう。誘致合戦に参戦している地方自治体に、過疎化や空洞化により、大幅な税収減や地場産業の低迷に悩む所が少なくない様だ。そして、何よりもバブル期に競う様に無駄なハコモノ建設を推し進め、大赤字を出し続けている地方自治体が、その穴埋めに刑務所誘致を繰り広げているという側面が在る。自らの失政で背負った莫大な借金を、一発逆転打とも言える刑務所誘致で誤魔化そうとしているのだから性質が悪い。
長引く不況の影響も在ってか、増加し続ける犯罪。何処の刑務所も定員オーバーの状況に在ると聞く。今の刑務所が真の意味での”更正”施設足り得ているかは非常に疑問を感じるが、刑務所の増設は避けられない状況だろう。刑務所誘致合戦は一層激化して行くのだろうか。
風祭様は「更正施設を増設するにも、増設候補地では住民が反対運動を起こしたりとなかなか進まない様です。」と書かれていたのだが、自分も同じ事をずっと思っていた。ゴミ焼却炉や原子力発電所、墓所等と並び、地元住民が近隣に建設して欲しくない施設が刑務所というのは、一昔前迄は常識化していたからだ。
ところが、先日、或る報道番組を見て状況が変わっている事を知った。今や多くの地方自治体では、「刑務所誘致合戦」が激化しているというのだ。
何故に刑務所を誘致したいのか?刑務所誘致を政策として掲げる地方自治体の幾つかをチェックした所、そのメリットは概ね次の様なものだった。
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[刑務所誘致のメリット]
① 刑務所等の建設により、地元建設会社の仕事が増加。
② 刑務官及びその家族等が居住する事で、地方消費税や住民税の増収が図れる。
③ 受刑者や刑務官等の人口流入により、地方交付税や補助金等の増加が見込める。
④ 刑務所及び刑務官等が食料や生活必需品を地元で購入したり、刑務所内で使用された衣類等のクリーニングを地元に委託する等、地元店舗の活性化が図れる。又、就職先の拡大も見込める。
⑤ 概して、刑務所周辺の治安は良くなると言われている。
⑥ 国の機関を誘致した事で、地元のシンボルと成り得る。
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躍起になって誘致を図っている大きな要因が、それに伴う金に在るのは間違いないだろう。誘致合戦に参戦している地方自治体に、過疎化や空洞化により、大幅な税収減や地場産業の低迷に悩む所が少なくない様だ。そして、何よりもバブル期に競う様に無駄なハコモノ建設を推し進め、大赤字を出し続けている地方自治体が、その穴埋めに刑務所誘致を繰り広げているという側面が在る。自らの失政で背負った莫大な借金を、一発逆転打とも言える刑務所誘致で誤魔化そうとしているのだから性質が悪い。
長引く不況の影響も在ってか、増加し続ける犯罪。何処の刑務所も定員オーバーの状況に在ると聞く。今の刑務所が真の意味での”更正”施設足り得ているかは非常に疑問を感じるが、刑務所の増設は避けられない状況だろう。刑務所誘致合戦は一層激化して行くのだろうか。
嫌悪施設かもしれないが、割り切ると脱走さえなければ特に問題もないですしね。
それとテレビで見たのですが、日本に「老人向けの刑務所」があり(どこかは失念)、そこはつまづかないように床も配慮され段差が解消されており、病弱な受刑者にも対応されているなど結構至れり尽くせりだそうです。
受刑者ももう年で、シャバに出ても働けず暮らしていけないことから、出たがらないそうですし、出てもそこに戻れる程度の犯罪を犯す者もいるとのこと。
これって、どうなんでしょうね?
南米の刑務所みたいに暴動が起きない限り、地域住民は至って平和でしょうな。
警察関係者が多く移住するだけでなく、刑務所のある町ということで犯罪者が近づかない、防虫効果もあることと思います。
日本の刑務所って諸外国に比べるとかなり優遇されている方だと思います。文化交流と銘打って、囚人の交換留学制度を導入すれば、きっと再犯率も減るんじゃないかな?
それよりも、男性でも女性でもない人のための刑務所がそろそろ本気で必要に思えてきたのは俺だけでしょうか?
今刑務所は大変厳しいそうです。長引く不況で昔なら買ってくれていた刑務所の商品・工芸品を企業が買ってくれない。出所しても働き口がない→再犯。最悪の悪循環です。
また日本の刑務所は海外から「遅れている」・「非人道的」と言われることもしばしばですが(どこがでしょう、私にはイマイチ分かりません)
そもそも、日本は先進国の中で「死刑」制度がある数少ない国です。「死刑」制度=人権後進国という基準からすると、日本は封建時代と司法制度が変わっていない、外からはと映るのでしょうか。
更正施設としてよりも懲罰施設として
機能してるのでは無いでしょうか?
刑務官と囚人という感じでしょうか?
後は色の無い世界とはよく言われてますね
こういった事は徐々に代えて行ってるようですが
なんせ明治時代の法律がほとんど変わってないのが
法律の一つが刑務所法(違ったらごめん)
というものらしいです
バブル期のハコモノ建設で生じた莫大な赤字を、穴埋めしようと躍起になっている地方自治体の何と多い事か。穴埋め自体は仕方ないにせよ、自身の”非”を認めずに、妙な奇麗事を並べ立てて、目先を誤魔化そうとしている態度が潔くないですね(笑)。
「刑務所内で製造された商品が安く買える。」というのを、刑務所誘致のメリットに据えている地方自治体が在りました。品質の良い物が破格の値段で購入出来るというので在れば、それはそれで魅力なのでしょうが、実際はどうなんでしょうね。
囚人で在っても、その人権は守られるべきだと思います。でも、それは”最低限”であるべきだとも思います。アメリカの様に、豪華ホテルの様な刑務所で、TVや新聞も自由に見られ、それなりに自由な生活を送っている囚人の姿を見てしまうと、「何か違うんじゃないの?」と感じてしまいます。
過去の記事でも触れていますが、個人的には死刑賛成派です。情状酌量の余地が在る殺人はいざ知らず、”理由無き”殺人を成した者が、天寿を全うするというのは、被害者感情からしてもどうにも納得出来ないのです。
基本的に、書き込みして下さった方のブログへ、直接レスを付けさせて戴く形を取っているのですが、貴ブログが見当たりませんでしたので、こちらに書き込む失礼の段を御許し下さい。
日本の刑務所は、確かに懲罰施設という意味合いが強いとは思うのですが、それも何か中途半端な感じですよね。懲罰施設という事で在れば、「もう二度とあんな所には入りたくない!」と思わせる程の存在になるべきではないかと。
以前、記事でも書いたのですが、「寒い冬を越す為に刑務所に入りたかった。あそこなら食事も出るし。」という理由で無差別殺人を成した者が居ました。こうなると本末転倒ですよね。
どうしても、加害者の人権が過剰に保護され、被害者及びその親族の人権が蔑ろにされている気がしてならず、それが故に聊か極論に過ぎた書き込みになってしまい、申し訳在りません(^o^;;;。
これからも宜しく御願い致します。
少しとぴずれになってしまいますが、日本の刑務所の待遇が良いのか悪いのか、日本の刑法は重いのか軽いのか、等は、経験する人が少ないので、マスコミの「レッテル貼り」が大きく作用するのだと思います。
まあマスコミは、法を遵守することは政府権力に従うことであって権力の番犬であるマスコミは反政府が身上であるから自分が政府に従わず法を破り犯罪者になる可能性が高い、だから犯罪者に「やさしい」バイアスがある、という、うがった見方もできます。
「マネーの虎」でも御馴染みだった生活創庫社長の堀之内九一郎氏。以前、彼の自伝を読んだ際、成る程と思う話が載っていました。社長として重大な決断を下さなければならない局面で、様々な事を考え合わせ、悩みに悩んだ末に決断を下すというのが普通だが、或る程度考えたら後は即断すべしというものでした。幾ら理論的に分析しようが、頭を捻ろうが、最終的に決めるポイントは「幾つかの候補の中で、どれが”良さそうか”?」という感覚に頼ったものになるのが普通。最終的に感覚的なものに頼る訳だから、悩み過ぎずに即断すべしという事でした。
刑務所に関する報道もそうですが、マスメディアが報じる様々な情報を、自らの頭の中で”咀嚼”して、正しい認識をしようと思っていても、最終的には自らの感覚(感情)が介在してしまうというのは在ると思います。
さしずめ自分の場合は、「加害者の人権=優遇され過ぎている。」という頭が在るので、どうしても刑務所の環境はまだまだ”ヌルイ”と思ってしまう部分が在るかもしれません(^o^;;;。
こればかりは、実際に経験してみないと何とも言えない所ですね。と言って、経験したくは在りませんが(笑)。
全国のネットワークで職員や食料等物資の応援が来るし、井戸水を組んで飲料することもできたみたいです。刑務所の医師やカウンセラーも総力戦で被災者を救った話はネットでかなり報道されてますね。