① 新50番トリオ?
キーマンが戻って来ると、チームはどっしりと構えて闘える。一昨日に阿部慎之助選手が復帰したジャイアンツを見ていると、キーマンの重要さを改めて感じた。阿部選手不在時には勝っていても負けていてもジャイアンツにはバタバタした雰囲気が在ったけれど、少なくとも一昨日&昨日の試合は其れが無かったから。
セ・パ交流戦が始まる前には不安感が一杯だったジャイアンツも、最初の相手で在るゴールデンイーグルスに連勝。阿部選手や山口鉄也投手が復帰したものの、小笠原道大選手を始めとした主力級の離脱が目立つジャイアンツだが、「禍を転じて福と為す」の故事成語通り、若手選手達が“発芽”して来ている。
嘗て「駒田徳広選手(背番号50番)」、「槙原寛己投手(背番号54番)」、そして「吉村禎章選手(背番号55番)」というジャイアンツの若手3選手が、其の背番号から「50番トリオ」(動画)と呼ばれ、後に彼等は主力選手へと育って行った。今回の対ゴールデンイーグルス戦では「円谷英俊選手(背番号52)」、「藤村大介選手(背番号54)」、そして「大田泰示選手(背番号55)」が活躍を見せ、スポーツ紙には「新50番トリオ」という見出しも。
元祖50番トリオが注目を集め出した頃の「強烈な印象」からすると、円谷・藤村・太田3選手には線の細さを感じてしまうが、「新50番トリオ」という呼称が定着する様な大暴れを今後も見せて欲しいものだ。(勿論、他の若手選手達も頑張って貰いたい。)
② My favorite sweets(我が愛する菓子)
若かりし頃は「洋菓子派」だったけれど、中年と呼ばれる年代に入った辺りから「和菓子派」へと軸足が移って行っている自分。(とは言え、今でもプリンやシュークリームは大好物だけれど。)此れ迄に数多くの菓子を食して来たが、好きな菓子も枚挙に遑が無い。其の中から敢えてMy favorite sweetsのベスト3を挙げるとしたら、次の通り。
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1位:「福砂屋のカステラ」
カステラのブランドは数多く在り、一般的な知名度ではもっと知られた物が在るのは否定しない。でも自分の中で「福砂屋のカステラ」は別格の存在で、「此処のカステラを食したら、他のカステラでは満足出来なくなってしまう。」と断言する。何が良いかと言えば、しっとりとしたカステラ本体の底に付いているザラメ。彼の食感と味わい深さは、食する者に至福の一時を与えてくれる。
2位:「おわら玉天」
初めて食したのは、今年に入ってから。知り合いから土産品として貰ったのだが、口に入れた瞬間に「何だ此れは!?」と吃驚してしまった。触った時点で「柔らかい菓子」というのは判っていたけれど、口に入れるとプチプチプチと溶けて行く感じで、余りの柔らかさに驚かされたのだ。「鶏卵素麺を思わせる味わいで、淡雪よりも柔らかい食感の菓子。」と言えば良いだろうか。
3位:「木々の露」
鶴屋吉信から発売されている葛湯。「葛湯なんか何処売ってるのも、味なんか変わらないだろう?」と思われる方も居るだろうが、澱粉等を用いた「葛湯擬き」とは全く異なる上品な味わいを、木々の露では得られる。大分前は1個70円で売られていたと記憶しているのだが、其の頃はしばしば購入していた。しかし或る時期からドンドンドンと値が上がって行き、今では1個210円に。彼の上品な味わいを考えれば1個210円でも安いのだろうけれど、何しろ昔の1袋70円時代を知っているだけに、嘗ての様にしばしば購入するという訳にはいかなくなったのが残念な所。
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格好を付けて「上品系な御菓子」を選んだだけで、実際には駄菓子類も大好きです。何しろ自分が子供だった時分は健康に悪そうだったり、衛生面で問題が在りそうな食べ物を平気で食していましたからね。
spa supernova様が列記された御菓子の中で、個人的に一番うれしかったのは「養老軒の『外良(ういろ)』」が入っていた事。幼少期を名古屋で過ごした自分は外郎(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%86%E3%81%84%E3%82%8D%E3%81%86_(%E8%8F%93%E5%AD%90))が大好きなのですが、外郎を販売している所は数多く在り、一般的にはCMをバンバン打っていた「青柳ういろう」辺りがメジャー。それなのに、敢えて「養老軒の『外良』」を選んで下さったのが感動。何故ならば自分も外郎の中では養老軒の物が一番好きで、出張等で名古屋に行った際には土産に買うし、ネット通販で取り寄せた事も在る程なので。
順位はつけられなかったのでいくつか
☆北海道
六花亭の菓子
☆東北
ままどおる
薄皮饅頭
☆関東
美味いケーキ屋多い
日光水羊羹
☆中部
養老軒ういろ(名古屋)
美濃忠の羊羹
名古屋はデパ地下激戦エリア
金沢の中田屋きんつば
☆関西
ゴーフル
☆九州
博多通りもん(ままどおるに似ているが
ままどおるよりバター、ミルク分が多い)
長崎物語(バームクーヘンで中にクリーム)
福砂屋カステラ
小城羊羹
今はもう放送されていないのですが、何年か前に放送されていた「5分間の料理番組」が忘れられません。平日の22時一寸前に放送されていたと記憶しているのですが、この番組の特筆すべきは「料理を拵えている際に出る音以外は、ナレーションやBGMの類いが一切使われていない。」という点。食材を水で洗う音、俎板の上でトントントンと食材を刻む音、グツグツと鍋で食材を煮る音等々、静けさの中に響く“自然音”が実に心地良く、まるで水琴窟(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E7%90%B4%E7%AA%9F)の音に耳を傾けている様な5分間でした。又、ああいった番組を放送して貰いたいものです。