ジャイアンツは昨日、25選手の背番号を変更すると発表した。支配下登録選手数の3分の1を超える背番号の変更は、前代未聞の出来事と言える。「それぞれの新しい背番号に期待や激励を込め、強い刺激を与えて心機一転、新しく、強い巨人を目指して欲しい。」という原監督の意向が強く働いたという事だが、個人的には「背番号は選手の顔で在り、軽々しく変える(変えられる)可きものでは無い。」と考えているので、今回の大量変更には同意し難いものが在る。原監督に熱い思いが在るのは判るが、「美しい国」というフレーズを何とかの一つ覚えの如く多用している何処ぞの首相の様に、形式ばかりに拘って本質追求が等閑に付されている気さえする。
とは言え、過去にも何度か書いている様にジャイアンツ再建を託せるのは、現状原監督しか居ないという気持ちは変わらないので、今回の決断が良い方向に向かってくれればと思う。(嘗ては正捕手の座を掴み掛けた”ショウキチ”の背番号が、12番から40番に変えられたのはとても寂しい。)
話は変わるが、先だってゴールデンイーグルスの福盛和男投手のブログに次の様な文章が載っていた(11月19日付の記事「心身ともにオーバーホール」)。
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自分自身のこの1年間の労を労う為に、オーバーホールに行って来ました。
他球団なら1年間頑張った選手はタラソや温泉等へオーバーホールへ皆で行くんですが、我が楽天は個人でオーバーホールへ行かないといけない様なので・・・自分で行って来ました。
来年は3位以内に入ってプレーオフ進出を果たし、球団から「頑張ったから、どうぞオーバーホールして来てくれ!」って言って貰える様に、頑張ります。
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冗談抜きにしてこの文章を読んだ時、胸にグッと来るものが在った。何処のチームも主力級の選手に対してはチーム負担でオーバーホールさせるものと思っていたので、「気の毒だなあ。」という思いと共に、最後の一文に福盛投手の前向きさ&健気さを感じてしまったからだ。
又、ジャイアンツの上原浩治投手が契約更改の交渉の席で、「ジャイアンツ球場の食事環境の改善」を要求したという報道が為されていた。今オフの彼はジャイアンツ球場で自主トレを行っているのだが、食堂が休みの為に昼食は寮に頼んだ弁当で済ませているのだとか。
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「御飯を作って欲しいですよね。身体作りの為に動いている訳だし。食事が在れば来る奴も居るだろうし。」
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福盛投手&上原投手の考えに対しては様々な意見が在り、「大金を稼いでいるのだし、身体が資本のプロ野球選手なのだから、身銭を切って何とかするのが当然。」というのが反対派の主たる意見ではないかと思う。常日頃より一部選手達の身勝手な言動には辟易とさせられているので、この(反対派が主に口にするで在ろう)意見に頷ける所は在る。
しかしチームにとって最大の財産で在り、ファンにとっても大事な選手達に対し、この程度の投資を渋るチームならば、「おさびし山のうた(スナフキンのうた)」を耳にした時と同じ寂寥感を覚えてしまうというのが自分の本音で、彼等の考えに賛成したい気持ちの方が強い。
とは言え、過去にも何度か書いている様にジャイアンツ再建を託せるのは、現状原監督しか居ないという気持ちは変わらないので、今回の決断が良い方向に向かってくれればと思う。(嘗ては正捕手の座を掴み掛けた”ショウキチ”の背番号が、12番から40番に変えられたのはとても寂しい。)
話は変わるが、先だってゴールデンイーグルスの福盛和男投手のブログに次の様な文章が載っていた(11月19日付の記事「心身ともにオーバーホール」)。
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自分自身のこの1年間の労を労う為に、オーバーホールに行って来ました。
他球団なら1年間頑張った選手はタラソや温泉等へオーバーホールへ皆で行くんですが、我が楽天は個人でオーバーホールへ行かないといけない様なので・・・自分で行って来ました。
来年は3位以内に入ってプレーオフ進出を果たし、球団から「頑張ったから、どうぞオーバーホールして来てくれ!」って言って貰える様に、頑張ります。
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冗談抜きにしてこの文章を読んだ時、胸にグッと来るものが在った。何処のチームも主力級の選手に対してはチーム負担でオーバーホールさせるものと思っていたので、「気の毒だなあ。」という思いと共に、最後の一文に福盛投手の前向きさ&健気さを感じてしまったからだ。
又、ジャイアンツの上原浩治投手が契約更改の交渉の席で、「ジャイアンツ球場の食事環境の改善」を要求したという報道が為されていた。今オフの彼はジャイアンツ球場で自主トレを行っているのだが、食堂が休みの為に昼食は寮に頼んだ弁当で済ませているのだとか。
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「御飯を作って欲しいですよね。身体作りの為に動いている訳だし。食事が在れば来る奴も居るだろうし。」
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福盛投手&上原投手の考えに対しては様々な意見が在り、「大金を稼いでいるのだし、身体が資本のプロ野球選手なのだから、身銭を切って何とかするのが当然。」というのが反対派の主たる意見ではないかと思う。常日頃より一部選手達の身勝手な言動には辟易とさせられているので、この(反対派が主に口にするで在ろう)意見に頷ける所は在る。
しかしチームにとって最大の財産で在り、ファンにとっても大事な選手達に対し、この程度の投資を渋るチームならば、「おさびし山のうた(スナフキンのうた)」を耳にした時と同じ寂寥感を覚えてしまうというのが自分の本音で、彼等の考えに賛成したい気持ちの方が強い。
我らが?「金田天皇」なら、どうおっしゃるでしょうか・・・
話を元に戻しますと、選手の健康管理の負担を減らすことは大事な球団の仕事ではないかと思いますね。
ほったらかしと自主性を重んじるの間には月と太陽ぐらいの差があります
あと、今年もたくさんのコメントありがとうございました。mixiメインで更新してgooがおろそかになっておりますが今後ともよろしくお願いします。
経営者が自分達の儲けばかりを追求し、”社員達”の事を蔑ろにしていれば、その会社は早晩立ち行かなくなるのは目に見えています。目先の利を追うばかりでは、結局自らの首を自らが絞める事に繋がるだけ。
唯、選手達の側にもそれなりの高い意識を持って貰う必要は在ると思います。選手達自身が身銭を切って健康管理に務めた”上で”、尚且つチームとしても出来得る限りのバックアップをして行くというのが好ましい形でしょうね。
御意見は色々在りましょうが、総じて福盛&上原投手の考えは全く論外というものでは無い様に思うんです。問題なのは、「ファンの為」とか「他の選手達の為」といった御為倒しをやたらと口にする一方で、その根底に在るものが私利私欲しか感じられない様な一部の選手達の言動に在るかと。今も契約公開交渉で、意味不明な要求を突き付けてゴネている選手が居ますが、そういった一部の”困ったちゃん”の御蔭で、賛否両論は在りましょうが前向きな考えもが同じ様に見られてしまうとしたら、これは残念な事と言えるでしょう。
シーズンが始まれば慣れるのでしょうか・・・?
また自分の心の狭さを露呈するようですが、個人的には谷選手が「8」だったことが、ちょっぴりショックでした。
何が、と言うわけではなく全くの感傷です。
「おさびし山のうた」懐かしいですね。
実はわたしはムーミンのLPを持っています。
西本裕行さんが歌うこの歌も入っています。パパの歌とかスノーク家の歌、ミィの歌もあります・・・。でも今はプレーヤーがないのでただの家宝になっています。
本題とは関係ないですね。
半日以上を過ごし、ハードトレーニングをする場所ですから、食堂というのは練習設備の一部と考えて良いのではないかと思います。
相も変わらず大物選手を億単位のお金で獲得する巨人ですから、予算的な問題はないことでしょう。
相も変わらず大物選手を億単位のお金で獲得する巨人ですから、予算的な問題はないことでしょう。
用意した食事が残ってしまうと勿体無いので、多少融通の利く予約制にするとか、寮が近いので残ったら寮に持っていって手を加えて夕食にするとか。
とにかく選手達が野球に打ち込める環境を整えて欲しいです。
まずそれがあった上での、個人の意欲や意識ではないでしょうか。
なんか民主主義って口で言ってるくせに、「お上」にすがりたい、みたいな奴はみっともないんですよ。
スポーツはその国の縮図。契約更改の席で、着メロが鳴った、欠伸がどうの、馬鹿馬鹿しい話が続出するのも、国家&国民の民度がわかって大変楽しいですね。
(となると、「背番号難民」という渾名を持つ森野内野手(ドラゴンズ)の立場って・・・。)
姜投手は同郷の大先輩・呂明賜氏と同じ97番に愛着を持っていると発言していましたし、いくら働かなかったからって、新人投手(越智、栂野)の背番号をたった1年で剥奪するというのは、剥奪された選手を軽んじている様な印象が受けます。
それに、岩瀬投手(ドラゴンズ)にあやかる様にと林投手に与えられた13番は、ジャイアンツの球団史上でブレイクできたのが宮本和知氏のみという、あまりにも縁起が悪い背番号なので、背番号を変えて良くなるどころか悪くなる恐れもあり、「これを”チームを強くする”きっかけの1つとするんだ。」という原監督の願いが空回りするという、嫌な予感すらしてきます。
しかしその一方で、韓国時代と同じで愛着のあるスンヨプ内野手の25番、同い年、同じ左打者、同じリードオフマンタイプの青木外野手へ挑む脇谷内野手の23番、高橋一三氏や宮本和知氏にあやかっての尚成投手の21番(キャラクターも宮本氏とカブってそうだし)、チームの大先輩の江川氏にあやかっての西村投手の30番、スンヨプ内野手に25番を奪われたものの(ホントは”和製ボンズ”と呼ばれるまでに化けて欲しかったけど)、淡口氏や清水外野手といった「鋭いバットスイングが武器の、左の外野手」の系譜に乗った亀井外野手の35番(私個人の予想は、イチローにあやかっての51番でしたが)、古巣時代と同じ背番号を送られた小関(31番)&キムタク(0番)の両外野手等、中々面白そうな背番号の変更(の意図)が見られました。
加えて、村田(善)捕手の40番ですが、これは達川氏が現役時代につけていて、40を「4(し)0(まる)」と読み、「自らのリードでチーム(もしくは、試合)が締まる」と言って、達川氏によって「捕手のエース番号」にまで押し上げられた、捕手にとっては結構いい背番号ですので、村田(善)捕手にとって、案外「降格」ではなく「昇格」かも知れません。
(ただ、門倉投手がつける事になった27番の方が、森祇晶氏や伊東監督(ライオンズ)が現役時代につけていて、古田監督兼捕手(スワローズ)や谷繁捕手がつけている”絶対的な”「捕手のエース番号」なので、村田(善)捕手に27番をあげればよかった様な気もします。)
まぁとにかく、この「背番号シャッフル」が来年のジャイアンツにとっても、新しい背番号を手にした選手達にとってもプラスとなる”ケミストリー(化学反応)”になる事を願うばかりです。
何せ、選手やコーチングスタッフにとっては、背負える背番号がある事だけ幸せなのですから。
と、
ここまで書いたところで、ドラゴンズの落合監督が就任した2003年秋に「背番号シャッフル」(この時に谷繁捕手は27番に変更)を敢行した事を思い出しました。
まさか・・・今回はこれを真似して、って事は・・・ないよね?
この記事や多くの方々のコメントと同様に、私も球団には選手達の体調管理をサポートして欲しいと思っております。
ただその一方で、ハムぞー様や破壊王子様のコメントを目にして、カネやんの自らの体調管理ぶりが述べられていたとあるブログの記事を思い浮かべ、「現在の選手達は自分の肉体を作り上げるのに、どれだけの意識を持っているのだろうか・・・」とも思ったりしました。
メジャーリーグに挑戦していくトップクラスの選手達は勿論の事、国内に残ってもそのトップレベルに値するモノを残せる選手達は皆、自らのカラダをトップレベルに作り上げようという意識を持ち、その意識のもとで自らのカラダを作り上げる術を得ています。
今回練習場の食事環境の改善を訴えた上原投手も、今期不本意な成績だったものの、高校時代の控え投手の座から浪人時代や大学4年間を経てその術を得て、ここまでの地位を手に入れております。
それでも、(こういったトップクラスの選手でも)1人でやれる事に限界があるわけで、その限界をなくす、というか、負担を減らすというサポートこそが球団に求められる事だと思えるのです。
メジャーリーグや昔の日本プロ野球の事情は知りませんが、そういったサポートこそが今の日本プロ野球の「美味しい所」なのだと、各球団は考えてもらいたいものです。
あと、マヌケ様のコメントとそれに対する管理人様の返信を読んで、とある漫画の中の下記の様な意味を持つ台詞を思い出しました。
「”御客様”の大半はどこかの会社の社員とその家族であり、社員から職を奪い、賃金を切っている様なことをして、”御客様”を相手にモノが売れるのか!?」
今時の企業というものは、上記の様な「当たり前の事」すらわからないものなのでしょうかね・・・。
最後に
個人的な事になりますが、大晦日とか三が日はネットから離れる事になりそうなので、これで今年最後のコメントになりそうです。
それでは、管理人様および読者の皆様、どうか良いお年を。
これはあくまでも自分が勝手に思っている事で在り、実際がどうかは判らないのですが、松井秀喜選手がジャイアンツに入団した際、与えられた背番号「55」に対して積極的に「嬉しい!」という思いが無かった様に感じました。掛布選手や、その後のイチロー選手の様に大きな背番号を背負った一流選手は居るものの、未だ一桁乃至は一桁に近い数字の背番号が一流選手の印と思われていた時代だったというのも、自分がそう感じてしまった事に影響しているのかもしれませんが。
しかし、彼自身が切磋琢磨して一流選手への階段を登って行く中で、彼の「55」に対する思い入れは徐々に深まって行った様に感じました。それだけ背番号への思い入れって、選手個々深いものが在ると思うんです。ましてや幾ら未だ”色”が付いていないとはいえ、希望に燃えて入団したルーキーが背負っていた番号を1年で取り上げてしまうというのは、幾ら結果が全ての世界とはいえども可哀想だなあと自分も感じます。
村田(善)捕手はあの愚直な迄に一生懸命やっている不器用さから、どうしても応援したくなってしまう選手の一人。ジャイアンツの背番号変遷を見る限りでは、申し訳無いのですが「これは降格人事じゃないか。」と憤りを覚えましたが、達川選手の背番号と同じというのは、ハニスポ様の書き込みを拝見する迄すっかり頭から抜け落ちていました。確かに「し・まる(40」のエピソードは有名ですし、「達川選手の様な選手になれ!」という原監督の無言の檄だとしたら、必ずしも降格人事という訳ではないのでしょうね。
カネやんの話は皆さん強烈に脳裏に刻み込まれているんですね。流石、我等がカネやん(笑)。カネやんの我が侭さはかなりのものだった様ですが、その反面プロ意識の高さは比類無きものだったと多くのOBが証言しています。本当はプロ選手たる者は、カネやん程の高きプロ意識を持って臨むべきなのでしょうが、其処迄ストイックさを追求出来るのも或る意味天賦の才なのかもしれず、ましてや与えられる事に慣れ切ってしまった世代には、其処迄求めてしまうのも厳しいのかなあという気もしています。時代の違いや、個人でやれる限界というのも在るでしょうし。
出来得る限りは選手個々が身銭を切って体調管理に当たり、それで補えない面に関してはチームがサポートするというのが現実的なのかなあという気がします。
さて、今年も残す所後2日を切りました。本当に月日の経つのは早いものです。こんなおっさんの戯言を並べ立てているだけのブログを、見捨てる事無く覗いて下さったハニスポ様に心より御礼申し上げます。良き年の瀬&年明けを御迎え下さいませ。
さて、今年も後1日となりましたね。早いものです。今年1年、どうもありがとうございました。たくさんの勇気と元気をいただきました。来年も、どうぞよろしくお願いします。
我が家では風邪が猛威をふるい、私もちびこもうだうだしてますが、くれぐれもお体にはお気をつけて、よいお年を!!