ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

長寿

2008年04月07日 | 時事ネタ関連
昨日、近場で催された御花見イベントに足を運んだ。例年よりも開花が早かった今年、「流石に、かなり散ってしまっているのではないだろうか?」とずっと気を揉んでいたが、豈図らんや散り初めといった感じで、桜吹雪が舞い散る美しさ。四季の在る国に生まれた幸せを感じる一瞬だ。ポカポカ陽気の昼下がり、明日への英気を養わせて貰った。

閑話休題

一昨日の5日、国内最高齢者だった山中かくさん(113歳)が老衰にて亡くなられた。日清戦争勃発した1894年に生まれた彼女は、今年の2月22日に豊永常代さんが113歳9ヶ月で亡くなられた為、国内最高齢者となったばかりだった。明治大正昭和、そして平成と4つの時代を生きて来られ、113歳3ヶ月の人生を終えられた“大先輩”の霊に心より弔意を表したい。

ここ数年、我が国の最高齢者が割合短いスパンで入れ替わっている様な気がする。「現在、国内最高齢者の名前は?」と問われて答えられる人は、恐らくそれ程居ないというのが近年だったのではないか。これが1980年代だと、誰もが一人の人物の名前を挙げたと思う。現在でも“男性としての”世界最長寿記録を有している泉重千代氏(生存日数:120年185日)がその人だ。

黒砂糖から作った焼酎をこよなく愛し、非常に元気な御爺ちゃんという印象の重千代。インタビューで「好きな女性のタイプは?」と問われ、そりゃあやっぱり、“年上の”女性かのう。と答えたというギャグ・センス抜群の人物でも在った。

公式記録上、最長寿の人物はフランス人のジャンヌ・カルマンさんで、その生存日数は122年164日とか。中年の粋にどっぷりと浸かった自分だが、122年余という期間を思うと「未だ未だ自分なぞは若造だな。」と感じる。でも、約50億年前に誕生したとされる地球の“年齢”を考えると、「人間はどれだけ長生きしても、120年位なのか。」という思いも在る。人間の一生を長いと感じるか、それとも短いと感じるかは人それぞれだろうが、与えられた日々を悔いなく過したいものだ。

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2 コメント

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Unknown (tak)
2008-04-07 14:22:50
こういう長寿の方々のお話をうかがっていつも思うのが「国の厚生事業」などは全く意味をなさないなと。
今月はじまった後期高齢者医療制度、および介護予防支援制度など、一応説明等を聞きましたが奇奇怪怪でまったく不可解なことを医療施設に押し付けてきます。
国の役人は国民の健康を願って何かをしているのではなく、単に管理したいだけというご都合主義的な事業にはまったく腹が立ちます。

結論酒であれ煙草であれ色事であれ好きなことを程よく嗜み、そして平穏に暮らしていく。これ以上の健康法は何処にも存在しないと考えています。
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>tak様 (giants-55)
2008-04-07 17:32:50
書き込み有難う御座いました。

「後期高齢者医療制度」等、素人考えでも「これがベターな方向性なのかなあ?」と思う医療施策が次々に打ち出されていますが、“現場の目”からしても不可解極まり無い事なのですね。教育制度も旧文部省時代から迷走し捲っていますが、根本的な原因は官僚達が概して現場を知らずに「机上の空論」だけで推し進めている事に在る様に感じます。

P.S, 「後期高齢者医療制度」というネーミング、「後期」という部分が当該者の神経を逆撫でする“で在ろう”事が何故判らなかったのか不思議でなりません。昔、山手線の名称を変えるという事で訳の判らないチーム(小林亜星氏とかが参加していた記憶が。)が組まれ、「E電」なる絶対に定着しない名称を自信たっぷりに決めていましたよね。“上”と“一般”との感覚の違いが余りに在った好例と言えましょうが、今回の「後期高齢者医療制度」も当該者の立場になって考えたら、“普通に”こんな名称は出て来ないと思うんですけどね。
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