先日、アメリカの投資会社バークシャー・ハザウェイを率いるウォーレン・バフェット氏(75歳)が、保有する同社株370億ドル(約4兆3,000億円)相当を、マイクロソフト会長のビル・ゲイツ氏が設立した「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」等に寄付する以降を明らかにした。バフェット氏は、経済誌フォーチュンにて世界第2位の富豪と紹介され、その総資産は440億ドル(約5兆1,100億円)に上ると言われている。つまり、今回の寄付は総資産の約85%という事になり、慈善事業への個人の寄付総額としてはアメリカ最大規模という事だ。
そして、昨日は香港の人気アクション・スターのジャッキー・チェン氏が総資産の半分を慈善事業に寄付する意向を明らかにした。彼自身が設立した慈善事業基金への寄付で、総資産が10億香港ドル(約150億円)との事なので、5億香港ドル(約75億円)が送られる事になる。
両者とも自ら(乃至は身内)が設立した団体への寄付という事で、相続面を考慮した面も恐らくは在るだろう。しかし仮にそうで在ったとしても、資産を投げ出す勇気は素直に凄いと思うし、賞賛したい。
金持ち程、御金に執着すると言われる。御金を持てば持つ程更なる御金が欲しくなり、守銭奴の如く一円でも手放したくないというのは、人間の性。せっせと貯金をしても、あっという間に借金生活に陥ったジャイアンツの姿を見せ付けられると、自分の様な小市民なぞは、余計に資産を守る方向に頭が行ってしまう。
そして、昨日は香港の人気アクション・スターのジャッキー・チェン氏が総資産の半分を慈善事業に寄付する意向を明らかにした。彼自身が設立した慈善事業基金への寄付で、総資産が10億香港ドル(約150億円)との事なので、5億香港ドル(約75億円)が送られる事になる。
両者とも自ら(乃至は身内)が設立した団体への寄付という事で、相続面を考慮した面も恐らくは在るだろう。しかし仮にそうで在ったとしても、資産を投げ出す勇気は素直に凄いと思うし、賞賛したい。
金持ち程、御金に執着すると言われる。御金を持てば持つ程更なる御金が欲しくなり、守銭奴の如く一円でも手放したくないというのは、人間の性。せっせと貯金をしても、あっという間に借金生活に陥ったジャイアンツの姿を見せ付けられると、自分の様な小市民なぞは、余計に資産を守る方向に頭が行ってしまう。