ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

守護神受難の年

2020年07月20日 | スポーツ関連

昨夜の「ベイスターズvs.ジャイアンツ」戦は、ジャイアンツ・ファンにとって最高の結末で在り、逆にベイスターズ・ファンにとっては最悪の結末だった。「3対2」とベイスターズが1点リードした状態で迎えた9回表、マウンドに上がったのはベイスターズの抑え山崎康晃投手。過去5年間で「163セーヴ」を上げ、“小さな大魔神”と呼ばれる絶対的な守護神だ。ジャイアンツ最初のバッターが見逃し三振に倒れ、「今日は、ジャイアンツの負けだな。」とジャイアンツ・ファンの自分は思った。

でも、結果として山崎投手はタイムリー・ヒットを打たれ、「3対3」とジャイアンツに追い付かれてしまう。山崎投手は降板し、次にマウンドに上がった国吉佑樹投手が岡本和真選手に2ランを浴び、「3対5」とジャイアンツの逆転勝ちに。同点打を放った丸佳浩選手、そしてずっと不振状態にあったものの起死回生の2ランを放った岡本選手は共に見事だが、何よりも足で掻き回し増田大輝選手の活躍が光った。昨夜の1勝、ジャイアンツにとって非常に大きい。

今季の山崎投手、はっきり言って不安定だ。と言うか、今季はセ・リーグの抑えが、押し並べて大不調という感じがする。守護神受難の年と言っても良いだろう。開幕時、セ・リーグ6チームの抑えに選ばれていた投手の成績(7月18日の試合を終えた時点)は、次の通り。

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ジャイアンツ:ルビー・デラロサ投手(登板数:6試合、勝敗:0勝0敗、セーヴ:4、防御率:1.80)
スワローズ石山泰稚投手登板数:11試合、勝敗:1勝1敗、セーヴ:4、防御率:4.22
タイガース藤川球児投手登板数:5試合、勝敗:0勝2敗、セーヴ:2、防御率:15.75
ベイスターズ:山崎康晃投手登板数:8試合、勝敗:0勝1敗、セーヴ:6、防御率:4.70
カープテイラー・スコット投手登板数:6試合、勝敗:0勝2敗、セーヴ:0、防御率:22.50
ドラゴンズ岡田俊哉投手登板数:13試合、勝敗:0勝2敗、セーヴ:3、防御率:4.26
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守護神として合格点を与えられるのは、ジャイアンツのデラロサ投手だけだろう。でも、そんな彼も今は、故障で離脱している。代わって守護神を務めているのは中川皓太投手で、「登板数:9試合、勝敗:0勝0敗、セーヴ:1、防御率:1.00」と数字面では良いのだけれど、不安定さを感じてしまう今季の投球。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、開幕がは約3ヶ月遅れた。選手達は調整が難しかったと思うが、守護神達の大不調もそんな影響強くを受けているのかも知れない。



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