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「五輪、ゴルフとラグビー採用へ 野球とソフトは落選」(8月13日、共同通信)
国際オリンピック委員会(IOC)は13日、理事会を開き、2016年夏季五輪で追加する2競技をゴルフとラグビー(7人制)に絞り込んだ。10月の総会で承認され、正式決定する。2012年ロンドン五輪から外れた野球とソフトボールの復帰はならなかった。
ゴルフはスポンサー獲得等商業面で魅力が大きい事が評価された。石川遼、宮里藍等が出場すれば、日本にとっては大会の目玉にもなる。
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「あの感動に感謝を込めて」という記事で、2016年の夏季オリンピックから野球とソフトボールが競技種目として復活する事を熱望していた。非常に厳しい状況なのは聞き及んでいたものの、実際に復活ならずとなったのは残念でならない。野球に関して言えば「世界的に普及していない。」、「ドーピング問題への取り組みが甘い。」等が障害になったのだろう。
個人的にはゴルフ及びラグビーにはそれ程興味が無いので、この2競技がオリンピックの正式種目になったとしても、それ等目当てで見る事は無いと思うが、ゴルフが追加される競技種目に絞り込まれた要因に「スポンサー獲得等商業面で魅力が大きい。」というのが挙げられているのは、良くも悪くも「地獄の沙汰も金次第」という感じが。
「野球とソフトボールがオリンピックの競技種目復活を目指している。」事に関しては、賛否両論在る事だろう。*1「メジャーリーグ関係者は国際大会をそれ程重要視しているとは思えないし、世界一を決める大会と言っても結局は日本や韓国等、極めて限られた国がトップの座を競っているだけだし。」といった否定的な意見が在るのも承知している。
しかし個人的には「どんな形で在ろうとも、国際的な舞台で各国の野球選手達が鎬を削る機会を少しでも多く見たい。」という思いが在る。野球もソフトボールも世界的な普及度を更に高め、何とか2020年のオリンピックでは復活して欲しいもの。
*1 かんちゃん様が推奨されていた村上春樹氏の紀行集「Sydney(シドニー)!」を読破。元々スポーツを軸にした紀行集は結構好きなので、一気に読み終えてしまった。2000年に開催されたシドニー・オリンピックを村上氏が現地取材し、それを纏めた内容だが、スポーツ以外の部分でも「オーストラリアで鮫に襲われて死ぬ人間は平均して年間1人程で、統計によると同国で蜂に刺されて死ぬ人間(平均で年間2~3人程。)よりも少ない。」等、興味深い話が書き連ねられている。
かんちゃん様の書き込みによると「9月27日(水曜日) 松坂で勝てない」という章で、村上氏が「野球というスポーツはやはりオリンピック大会に似合わないのかもしれない。」と書かれているという事で、その部分を真っ先に読んだ。当該部分は下記の通り。
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しかし思うんだけど、野球というスポーツはやはりオリンピック大会に似合わないのかもしれない。こうしてオリンピックで野球を見るのは楽しかったし、実際にはけっこう見たわけだけど、でもなにもオリンピックじゃなくったっていいじゃないかと、正直言って思う。
だいたいにおいてオリンピックの競技種目が多すぎるんだ。会を重ねるごとにどんどん数が増えていく。このままいくと「六十八キロ級野球」とか「九十五キロ級野球」なんて種目ができてしまいそうだ。それにアテネの街には野球場は似合わないよ、ぜんぜん。
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村上氏のイメージからすると、「野球がオリンピックに似合わない理由を、理論的に書いているのかなあ。」と思っていたのだが、感覚的な理由だったのは正直意外だった。唯、こういう問題は理論云々で論じられる物では無く、感覚的な部分が大きいのは当然と言えば当然なのかもしれない。「オリンピックの競技種目が多過ぎる。」というのは、確かに感じる所。
「五輪、ゴルフとラグビー採用へ 野球とソフトは落選」(8月13日、共同通信)
国際オリンピック委員会(IOC)は13日、理事会を開き、2016年夏季五輪で追加する2競技をゴルフとラグビー(7人制)に絞り込んだ。10月の総会で承認され、正式決定する。2012年ロンドン五輪から外れた野球とソフトボールの復帰はならなかった。
ゴルフはスポンサー獲得等商業面で魅力が大きい事が評価された。石川遼、宮里藍等が出場すれば、日本にとっては大会の目玉にもなる。
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「あの感動に感謝を込めて」という記事で、2016年の夏季オリンピックから野球とソフトボールが競技種目として復活する事を熱望していた。非常に厳しい状況なのは聞き及んでいたものの、実際に復活ならずとなったのは残念でならない。野球に関して言えば「世界的に普及していない。」、「ドーピング問題への取り組みが甘い。」等が障害になったのだろう。
個人的にはゴルフ及びラグビーにはそれ程興味が無いので、この2競技がオリンピックの正式種目になったとしても、それ等目当てで見る事は無いと思うが、ゴルフが追加される競技種目に絞り込まれた要因に「スポンサー獲得等商業面で魅力が大きい。」というのが挙げられているのは、良くも悪くも「地獄の沙汰も金次第」という感じが。
「野球とソフトボールがオリンピックの競技種目復活を目指している。」事に関しては、賛否両論在る事だろう。*1「メジャーリーグ関係者は国際大会をそれ程重要視しているとは思えないし、世界一を決める大会と言っても結局は日本や韓国等、極めて限られた国がトップの座を競っているだけだし。」といった否定的な意見が在るのも承知している。
しかし個人的には「どんな形で在ろうとも、国際的な舞台で各国の野球選手達が鎬を削る機会を少しでも多く見たい。」という思いが在る。野球もソフトボールも世界的な普及度を更に高め、何とか2020年のオリンピックでは復活して欲しいもの。
*1 かんちゃん様が推奨されていた村上春樹氏の紀行集「Sydney(シドニー)!」を読破。元々スポーツを軸にした紀行集は結構好きなので、一気に読み終えてしまった。2000年に開催されたシドニー・オリンピックを村上氏が現地取材し、それを纏めた内容だが、スポーツ以外の部分でも「オーストラリアで鮫に襲われて死ぬ人間は平均して年間1人程で、統計によると同国で蜂に刺されて死ぬ人間(平均で年間2~3人程。)よりも少ない。」等、興味深い話が書き連ねられている。
かんちゃん様の書き込みによると「9月27日(水曜日) 松坂で勝てない」という章で、村上氏が「野球というスポーツはやはりオリンピック大会に似合わないのかもしれない。」と書かれているという事で、その部分を真っ先に読んだ。当該部分は下記の通り。
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しかし思うんだけど、野球というスポーツはやはりオリンピック大会に似合わないのかもしれない。こうしてオリンピックで野球を見るのは楽しかったし、実際にはけっこう見たわけだけど、でもなにもオリンピックじゃなくったっていいじゃないかと、正直言って思う。
だいたいにおいてオリンピックの競技種目が多すぎるんだ。会を重ねるごとにどんどん数が増えていく。このままいくと「六十八キロ級野球」とか「九十五キロ級野球」なんて種目ができてしまいそうだ。それにアテネの街には野球場は似合わないよ、ぜんぜん。
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村上氏のイメージからすると、「野球がオリンピックに似合わない理由を、理論的に書いているのかなあ。」と思っていたのだが、感覚的な理由だったのは正直意外だった。唯、こういう問題は理論云々で論じられる物では無く、感覚的な部分が大きいのは当然と言えば当然なのかもしれない。「オリンピックの競技種目が多過ぎる。」というのは、確かに感じる所。
オリンピックはゴルフとラグビーになったようですね。
これでまたメダル遠のくのか・・・x±x
あ、話は違いますが、チョメチョメの山城さん、お亡くなりになりましたね。
うちの父と同じ、糖尿だったんですね。+±+
合掌です。v±v
阪神は北京オリンピックの呪いがまだ、いまだに続いているといっていいでしょう。新井の不調です。腰痛をおして強行出場。その無理がまだ祟っていて、今年の不調になっているのではないでしょうか。
野球は、オリンピックに向いてませんね。
試合時間が長すぎるし、いつ終るかわからない。テレビ放映を気にするIOCは喜ばないでしょう。サッカーみたいに45M×45Mならいいですが。
アバウトな競技。ホームランが出やすい球場と出にくい球場がある。シュートが入りやすいサッカー場と入りにくいサッカー場なんてありませんね。
ボールが試合場の外に出る(ホームラン)と点が入る。
こうして見ると、かなりけったいな球技ですね。野球は。
そして、普及していないのが一番でしょう。やってもメダルを取るのは、日本、韓国、アメリカ、キューバだけ。ヨーロッパの国がメダル候補だと、またオリンピックに復帰するかもしれませんね。
松坂大輔投手や青木宣親選手等の今季の不振も、新井選手と同様に国際大会(WBC)の影響が大きい感じはしますね。国際大会が悪い訳では無く、それを実施する時期が好ましくない。“本業”で在る公式戦に臨むには体調管理が難しい時期に実施するのでは無く、その辺は考慮が必要かと。
「試合時間が長過ぎて、中継時間の面で難在り。」というのは、確かに主催する側にはマイナス要素かもしれません。そして、やはり一番のマイナス要素は、世界的な普及度の点でしょうね。
北京五輪の当時、あるスポーツライターが、ゴルフの五輪種目化の可能性について書いていたのを読んだ記憶があります。そこでは、
「少なくとも、女子レスリングよりは、普及度が高い。」
という記述がありました。
山城さん以上に、海老沢泰久さんの死にも驚きました。巨人ファンでありながら、いや、だからこそ「巨人がプロ野球をダメにした」という著書を残している方でした。
数年前に雑学本を読んでいて、1900年(パリ大会)及び1904年(セントルイス大会)のオリンピックではゴルフが競技種目だった事を知り、かなり意外に感じました。正式に復活となると、仰る様に112年振りとなる訳で、8年振りの復活を目指していた野球やソフトボールの比では無い程に待たされていたとは言えるんですよね。唯、自分も“感覚的に”「オリンピックでゴルフ」というのはピンと来ない。普及度はそれなりに高いとは思うけれど・・・。
海老沢泰久氏と言えば「監督」や「ただ栄光のために 堀内恒夫物語」等、野球を題材にした小説が思い浮かびます。「好きな対象だからこそ、より一層悪い部分には厳しい指摘をする。」というのは、個人的にとても共感を覚えていました。と言って、スポーツライターの某玉木氏の様に“教条的”に特定の対象を叩く様なスタイルは全く受け容れ難い。海老沢氏の場合は、その辺のバランスが上手く取れた数少ない物書きの一人だったと思います。合掌。
動いている球を打つ野球とは異なり、ゴルフは止まっている球を打つのですから容易そうに思える訳ですが、実際に遣ってみるとこれがなかなか上手く当たらない。所謂「打ちっ放し」には二度程行った事が在りますが、ゴルフ場に行ったのは1回のみ。出張先の海外で休みの日に同僚から誘われ、「打ちっ放しですらなかなか当たらないレベルなので、行っても足手纏いになるだけだから。」と散々固辞したものの、「大丈夫!俺も下手だから。」と言われ、不承不承行く事に。ところが哀しい迄に空振りを続け、流石に同僚も「うーん・・・。ゴルフは向いてないかもしれないね。」と申し訳無さそうに言う始末。結局、2ホールを終えてからはキャディー役に徹する事に。
今後、ゴルフをする事は100%無いでしょうね。見る分にはそこそこ面白さを感じはしますが。
本気で復活狙うならアメリカなんて無視して
日本が率先してロビー活動から始めたほうがいいような気がします
野球に関しては他競技と比して、ロビー活動の低さというのも在った様ですね。この辺は、今回“売り込み”に成功したゴルフやラグビーのそれを学ぶ必要が在るのかも。
それと世界の潮流から言えば、ドーピング対策の不充分さというのも小さくなく、この辺も注力していかなければならない要素かと。
今後とも何卒宜しく御願い致します。