明大の一場投手に裏金を渡していた責任を取り、タイガースの久万オーナーが辞任する事となった。20年に亘りオーナー職を務めた”タイガースの顔”とも言える存在だったが(”オヅの魔法使い”とも呼ばれた小津正次郎社長も印象深いが(笑)。)、とかく物議を醸す言動が多く、タイガースのお家芸とも言える内紛の元凶でもあったと思う。ナベツネの様に、球界をひっ掻き回す様な存在ではなかったが、ナベツネ同様に「早く辞めてくれ!」と願うタイガース・ファンは少なくなかったと聞いている。実際に、過去に何度か「辞めろコール」が噴出した事も有った。それでも、彼はしぶとく”荒波”を乗り切って、オーナー職に留まり続けていた。しかし、流石に今回の一件では、他球団のオーナーが次々と辞めた事もあって、留まる訳にはいかなかったのだろう。
自分もそうだが、「久万オーナー=権力の座にしがみ付いている御仁」というイメージを持っている人は多かったのではないだろうか?ところが、「マンガウルフの野球と漫画☆夢日記」を運営されているマンガウルフ様(熱きタイガース・ファンであり、しばしば野球情報を御教示戴いている。)によると、「(久万オーナーは)元々嫌々球団オーナーに就任した出向人間で、本人的にも、本音は「これで、やれやれ」なのかもしれません。」という事なのだとか。これはかなり意外な事実だった(^o^;;;。
彼の辞任により、自分が密かに期待している事が有る。それは、掛布雅之氏のタイガース監督就任が現実化するのではないかというもの。掛布氏が現役時代に飲酒運転で摘発された際、久万オーナーが彼を激しく罵倒して以降、両者は相容れぬ仲となり、久万オーナーがオーナー職にある間は、掛布氏のタイガース復帰は100%無いと言われて来たからだ。
生まれながらのジャイアンツ・ファンである自分だが、掛布選手はチームの枠を超えて大好きな選手の一人だった。チャンスに滅法強いライバルチームの主砲の彼は、本来腹が立つ存在になる筈だった。しかし、彼の”野球少年”の如く直向きに且つ心底野球を楽しんでいる姿に触れたり、打席では豪胆なのに、普段は実にシャイで明るい人間性を知るにつれ、ジャイアンツ・ファンではなく、一人の野球ファンとして彼の大ファンとなってしまった。
彼が”楽天球団”の監督に就任するのでは?という話が出た時は、これでやっと余りにも長過ぎた”在野”生活に別れを告げ、野球人としての彼を又目にする事が出来ると嬉しく思った。でも、心の深い部分では、彼が現場に戻る際には、タイガースの監督として戻って欲しいという思いも強かった。結果的に、”楽天球団”の監督にはならなかったが、「人間万事塞翁が馬」という喩えは本当だったと信じたい。
今は唯ひたすら、掛布タイガース監督の姿が見たい!
自分もそうだが、「久万オーナー=権力の座にしがみ付いている御仁」というイメージを持っている人は多かったのではないだろうか?ところが、「マンガウルフの野球と漫画☆夢日記」を運営されているマンガウルフ様(熱きタイガース・ファンであり、しばしば野球情報を御教示戴いている。)によると、「(久万オーナーは)元々嫌々球団オーナーに就任した出向人間で、本人的にも、本音は「これで、やれやれ」なのかもしれません。」という事なのだとか。これはかなり意外な事実だった(^o^;;;。
彼の辞任により、自分が密かに期待している事が有る。それは、掛布雅之氏のタイガース監督就任が現実化するのではないかというもの。掛布氏が現役時代に飲酒運転で摘発された際、久万オーナーが彼を激しく罵倒して以降、両者は相容れぬ仲となり、久万オーナーがオーナー職にある間は、掛布氏のタイガース復帰は100%無いと言われて来たからだ。
生まれながらのジャイアンツ・ファンである自分だが、掛布選手はチームの枠を超えて大好きな選手の一人だった。チャンスに滅法強いライバルチームの主砲の彼は、本来腹が立つ存在になる筈だった。しかし、彼の”野球少年”の如く直向きに且つ心底野球を楽しんでいる姿に触れたり、打席では豪胆なのに、普段は実にシャイで明るい人間性を知るにつれ、ジャイアンツ・ファンではなく、一人の野球ファンとして彼の大ファンとなってしまった。
彼が”楽天球団”の監督に就任するのでは?という話が出た時は、これでやっと余りにも長過ぎた”在野”生活に別れを告げ、野球人としての彼を又目にする事が出来ると嬉しく思った。でも、心の深い部分では、彼が現場に戻る際には、タイガースの監督として戻って欲しいという思いも強かった。結果的に、”楽天球団”の監督にはならなかったが、「人間万事塞翁が馬」という喩えは本当だったと信じたい。
今は唯ひたすら、掛布タイガース監督の姿が見たい!
このなんとなくコメントさせていただいた情報の出自を自分なりに調べなおすと、去年の9月発行の「Number584号」に掲載された久万オーナーの独占インタビュー記事でした。(自宅にあるものです)
要旨をまとめますと
★6代目オーナーになったのは84年オフ。当時は電鉄社長だった。
★前任オーナーが体調を崩し、「お前がやれ」といわれるが、「野球は分かりません。オーナーだけは勘弁してください」と断ってた。
★しかしタイガースのオーナーは電鉄本社の社長か会長がやるというのがウチの考え。仕方なく非常に安易に就任することとなった。
★当時、野球に関心はほとんどなし。土地再開発問題が大切だった。
★とりあえず慶応(安藤監督)とか早稲田(中村監督)などの名門を出た人間をうまく使えとアドバイスされた。
★「まあまあはやしておればええわ」という考えだったが、安藤監督がもめて辞任という問題がいきなり発生して…。
★85年の優勝は訳分からんうちに。
こんな感じです。
僕が使った「出向人間」という表現は、当時社長だったということを考えると微妙かもしれませんが、最初はいやいや就任したということは間違いないようです。
★その他のおもしろ発言★
★阪神グループの売り上げのうち、タイガースが占める割合は28分の1.なんでそないに大事にせんといかんのか?でも、計り知れない恩恵はタイガースと甲子園のおかげでうけている。
★私がいちばん連れてきたかった監督は西本幸雄氏。(実は本人にOKももらっていたが、お家騒動で村山になった)
などなどです。
現在はどういった考えを持っていたのかはイマイチわかりませんが、非常に田舎くさーい商売人だということはわかっていただけると思います。
改めて読んだインタビューから受ける印象。
権力に固執するというよりは、「阪神をダメにした社長やといわれるのだけは御免だ。立て直さんといかん」というマイナス思考の方が強いようですね。
長々と失礼しました。
ご参考までに。
↓
久万さんが推薦する西本さんにするか、その他の勢力が推薦する村山さんにするかで揉めて、結局西本さんが推薦するような形で吉田義男氏になった。
ということです。
急いで読んだので間違えました。ごめんなさい。
掛布氏復帰か?と言うことです。
上記URL日記に一行だけ本文に入れていたのに反応
していただいてありがとうございます。
岡田監督の評判が芳しくない今チャンスですよね。
本人も千葉ロッテとか楽天とか色々これまでも監督
候補として名前があがりましたが、一番やりたいの
はタイガースでしょうからね。
もともと阪神グループはバブルの時ですらリゾートや宅地開発にあまり手を出さなかったくらいで、守りの経営が身上ですからね(だから近鉄のようにならずに済んだ面もあります)。
さて、掛布監督は私も心待ちにしていたので、これで実現するのではと淡い期待を抱いています。
組閣がどうなるかが多少心配ではありますが、出身球団にとらわれずに信頼できる人を呼んでくれればと思います。具体的な名前となると思い浮かびませんが…
会社も転職して初めて元いた会社の実像が見えてくる事ってありますからね。
ただ、野崎社長は本当に辞めるのでしょうか?
道ずれみたいな形で何とももったいないです。
ファンからは非常に惜しまれています。
掛布さんが監督…すぐにはムリかもしれませんが、岡田監督もあんまり評判がよろしくないようですし、いずれ近いうちに実現するかもしれませんね。なったらなったで、どんな采配を見せてくれるのか楽しみです。
掛布監督… う~ん、どうなんでしょう。。。
球団との経緯をよく知らなかった私には、選手を辞めてからの掛布は妙に「巨人びいき」に見えて。
中継の解説を聞いていても、あなたはどこの選手だったの? て感じ。
もう阪神には帰る気は無いのかと、思ってました。
が、こういった経緯があったのなら、久万オーナーが辞めた今、チャンスですね。
ただ監督としての人気は間違いなくあると思いますが、
大きな問題は、肝心な監督の資質があるかどうか…
”楽天球団”が掛布監督にしなかった(できなかったのかな?)のは正解と思ってます。
確かに、久万オーナーにはあまりいいイメージは無かったですね。
でも「いやいや就任した」というのは知らなかったです。
さて、掛布氏についてですが、僕は以前にも言いましたが、
あまり掛布氏は好きではないのです。
もちろん、選手としては素晴らしい選手だったと思います。
でも、解説者としての掛布氏は、何かわかりにくい気がするのです。
何というか、変に周りくどい解説、とでもいいますか…。
僕個人的に、阪神の生え抜きで監督になってほしいのは、
木戸氏と和田氏、そして佐野氏の3人ですね。
岡田監督は、暗い雰囲気(←失礼)がして、あまり好きではないですね。
知りませんでした。だから、いつも投げやりな感じだったんですかね。
去年優勝したときも、ビールかけの前の話も訳分からんこと言ってましたから。
掛布さんは僕の憧れなので阪神タイガースの監督に是非なって欲しいですね。
何はともあれ、久万さんが辞任した事は”祝”ですので、
これから阪神が良い方向に向かって行ってくれる事を願ってます。
バース・掛布・岡田バックスクリーン3連発は
当時小学生だった自分もかなり興奮した記憶があります。
ミスタータイガースと言われて久しい掛布氏が監督になれば
また阪神ファンは盛り上がるでしょうね。