今回使用した画像、記事の内容とは全く無関係。思わず笑ってしまったポスターなので、紹介させて貰った。
日本プロ野球に在籍した外国人選手の総人数は、一体何れ位になるのだろうか?此方に載っているのが全てとは思えないし、相当な人数で在る事は確かだ。
「忘れられない外国人選手」というのが、人其れ其れに居ると思う。4年前の記事「“赤鬼”の今」で記したが、自分がリアル・タイムで見て来た中で言えば、ランディ・バース選手やボブ・ホーナー選手、レロン・リー&レオン・リー両選手、ブーマー・ウェルズ選手等々がそういった選手達。
愛するジャイアンツに在籍した外国人選手達の中にも、勿論「忘れられない外国人選手」は居る。デーブ・ジョンソン選手にクライド・ライト選手、ジョン・シピン選手、ロイ・ホワイト選手、ゲーリー・トマソン選手、レジー・スミス選手、キース・カムストック投手、ルイス・サンチェス投手、ビル・ガリクソン投手、呂明賜選手、バルビーノ・ガルベス投手、趙成投手、ドミンゴ・マルティネス選手、ロベルト・ペタジーニ選手、 李承選手等々。
「ジャイアンツに在籍した忘れられない外国人選手の中で、ジャイアンツを退団する際、心底寂しく感じた選手。」となると、何と言ってもウォーレン・クロマティ選手。手抜きプレーも結構在ったけれど、其の勝負強さは抜群で、1986年の「頭部に死球を受けて病院に担ぎ込まれるも、翌日の試合に出場し、代打満塁ホームランをかっ飛ばした試合。」は今でも明瞭に覚えている。
無類の勝負強さだけでは無く、陽性の性格も魅力的で、彼のパフォーマンスはジャイアンツ及びジャイアンツのファンを力付けてくれたもの。(他チームの選手やファンにとっては、実に小憎らしいパフォーマンスだったとは思うが。)だから彼が在籍7年で退団する事になった時は、本当に寂しかった。
2008年にスワローズからジャイアンツに移籍したアレックス・ラミレス選手が、今季限りでジャイアンツを退団する事が濃厚となった。守備には難が在り、彼の拙守で失った点数も少なくなかったが、勝負強い打撃で其の失点を遥かに上回る得点を上げて来た。しかし今季は“統一球導入”の影響も在って、打撃面で大幅に成績を落とす事に。勝負強い打撃が在ったればこそ、或る程度の拙守は黙認されて来たが、今季の成績では看過出来ないのは事実。来年で38歳という事を考えると、打撃面で大幅な成績アップは厳しいだろうし、ジャイアンツの退団も致し方無いとは思う。
しかし、彼の退団は寂しくて堪らない。ジャイアンツに在籍したのは僅か4年間だけだが、チームへの貢献度は半端じゃなかった。真摯に野球に向き合う姿勢が凄く好きだったし、そんな姿勢がチームメートにも好影響を与えていたと思う。チームメート、特に後輩への打撃指導を快く行っていたし、陽性の性格でファン・サービスにも熱心だった。何度か球場に足を運んだけれど、練習中でもファンに対する気遣いを忘れず、又、其の気遣いが全く嫌味を感じさせない選手でも在った。
其れだけに、出来るだけ長くジャイアンツでプレーして欲しかったし、出来るならばジャイアンツで選手生活を終えて欲しいとも願っていたのだが・・・本当に残念でならないし、心底寂しい。
守備面を考えると、移籍先はDH制の在るパ・リーグのチームになるのではないか?「2千本安打迄、残り150本。」と迫っており、何とか新天地で達成して欲しい。
ラミちゃん、ジャイアンツに来てくれた事、心底感謝!退団は寂しくてならないけれど、新しいチームでの活躍を祈っているし、引き続き応援します!!
AK様も、彼のシーンを見ておられたのですね。「ファン思いの自分」というのをアピールせんが為に行っている様な選手も居たりしますが、ラミちゃんの場合はどんな時でも変わらないのが凄い。球場に足を運んだ際、練習時間の合間にもファンに対する感謝の念を示していた彼に感動したものです。
こういう選手は味方or敵を超えて、応援したい気持ちが強くなります。ジャイアンツを退団してしまうのは本当に残念だけれど、新天地では頑張って欲しいです。出来れば弱いチームに移籍し、彼の力で上位に引き上げて欲しい。
ご本人は引退する気はないので、まだまだラミレスのプレーとホームラン後のパフォーマンスが見られるので安心です。
なんでも、DeNAと楽天が関心を示しているそうで、できれば守備の負担がない楽天にいって欲しいですね。