4年前の記事「癖になる番組」で書いた様に、BSフジで放送中のクイズ番組「クイズ!脳ベルSHOW」【動画】を良く見ている。所謂“脳トレ”を基調にした内容だが、問題自体は非常に緩い。又、此方を見て戴くと御判りの様に、出演する解答者は“懐かしの有名人”といった人々が殆ど。
で、先週、此の番組を見ていたら、非常に懐かしい人が解答者として出演していた。今から39年前にアイドルとしてデビューした桑田靖子さんで、(公式では無い様だが)「クラスで5番目に可愛い女の子」という微妙なキャッチフレーズ(申し訳無いけれど、美人というタイプでは無かった。)が強烈に印象に残っているし、「当時聞いていたラジオ番組『吉田照美のてるてるワイド』に何度か乱入して、名前を名乗らずにデビュー曲を歌う。」というパフォーマンスも在り、忘れられない有名人の1人。歌唱力は抜群だった。
デビューから数年はメディアで姿を見掛けていたものの、見掛けなくなってから30数年は経つ。申し訳無いけれど、「疾うの昔に、芸能界から引退されている。」と思い込んでいた。然し、此方の情報を見ると、ずっと芸能活動を続けておられる様だ。
芸能界には、“花の82年組”という言葉が在る。「1982年に芸能界デビューしたアイドルには、売れっ子になった者が非常に多い。」事から使われる様になった言葉で、堀ちえみさんや小泉今日子さん、三田寛子さん、松本伊代さん、早見優さん、中森明菜さん、石川秀美さん、シブがき隊、原田知世さん等(自分が好きだった伊藤さやかさんも、1982年に芸能界デビュー。)、正に「綺羅、星の如く。」といった顔触れ。
一方、其の1年後の1983年に芸能界デビューした面々は、“不作の83年組”と呼ばれたりする。とても失礼な呼び方では在るが、前年にデビューした面々が余りにも華やかだっただけに、ギャップが在り過ぎたのが原因だろう。当該するのは桑田さん以外に、大沢逸美さんや森尾由美さん、松本明子さん、小林千絵さん、THE GOOD-BYE、岩井小百合さん、いとうまい子さん(彼女も結構好きだった。)、原真祐美さん、小出広美さん等。確かに微妙な面々では在る。
とは言え、桑田さんを含め何人かは、現在も芸能活動を続けている。結構有名な話だけれど、「いとうまい子さんは、研究者として活躍されている。」のだから凄い。“不作の83年組”とは呼ばれたものの、強かに生き抜いている姿には、見習いたい物が在る。